びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/07/12(木)休「入院7」

 24時には痛み止めの効果はなくなり、激痛で眠れなくなった。次の痛み止めは2時だった。時計の進み具合は遅いを通り過ぎていて、わけがわからなくなっていた。ただ時間が過ぎるのを待ち痛みに耐えるしかなかった。これからこういう夜も増えるのだろうか?
 2時ナースステーションに行き看護婦さんに痛み止めをもらった。一緒に保冷剤ももらった。電気の消えた共用スペースでお茶を買い薬を飲んだ。10階からの夜景は素晴らしかった。目の前には青くライトアップした観覧車。円の一部が暗くなっていてと時刻を表してるように見えたが、時間が過ぎても様子は変わらなかった。トイレに行って鏡を見ると頬の腫れは酷くなっていた。笑おうとしたが、なぜかできなかった。なるべく明るい顔をしたいのだが。
 痛み止めが効いたのかほどなく眠りに落ち、目が覚めたら6時半だった。看護婦さんに声をかけ、咽頭と鼻を綿棒で擦りサンプリングした。菌を見るのかな?採尿のやり方を確認して尿を採った。初めて中間尿というのが出てきた。
 7時過ぎ朝食。固形物を無理矢理食べる心境ではなく味噌汁と牛乳だけいただいた。ローソンでウィダーを買ってきた。まさかウィダーにこんなにお世話になるとは。
 9時半前に歯科に呼ばれた。昨日に言われていた。傷口を確認しただけで終わった。腫れのピークは今日と明日で、1週間くらいで収まるとのこと。そんなにかかるのか。次は1週間後の抜糸でそれで最後とのこと。
 10時過ぎにナースステーションに痛み止めをもらいに行ったら、Yさんに「ベッドに持っていきます」と言われた。血圧と酸素濃度。
 12時過ぎ昼食。噛もうとしたら肉を噛んでしまうことが判明。やはりウィダーに。
 14時眼科。視力検査の機械がたくさんある部屋に案内された。視力検査するのかと思ったら、本当に視力検査だった。こんなに本格的な視力検査は初めてだった。後は眼底と眼圧、最後に診察。特に問題なし。
 15時半頃廊下ですれ違ったコーディネーターさんとおしゃべり。しょーもないことでも話せるのはありがたい。
 すると痛み止めが切れた。次の18時までには時間がある。寝転がって我慢するしかなかった。16時半若い先生が来た。痛み止めを増やしてくれることになった。看護婦さんが来て早速痛み止めをくれた。6時間おきだそう。すぐ飲んだ。
 18時過ぎからYさんの移植に関する説明。移植前後では感染予防のためグリーンルームに入る。持ち込めるものや食べられるものに制限がかかる。この土日にはいろいろ準備しなければいけない。心配の種はどうしてもアホ親の世話にならなきゃいけないこと。基本的に口だけで使えない。なぜ身内がストレス要因なのか。ここにきていろんなツケが吹き出てる。20時終了。
 部屋に戻ると看護婦さんがいて血圧と酸素濃度。痛み止めは新しいのだけでいいと言われた。若い先生が来て、来週から学生の実習に協力して欲しいと。私の症例が珍しく、比較的若くてインテリぽいからかなあ?痛み止めは新しいのだけでもいいが、吐き気が出ると言われた。そういえばそんな感じかなと思ってたら、急に気持ち悪くなってトイレに駆け込んだ。こぼしてしまったのでナースコールを押した。しきりに私の身を案じていただき恐縮だった。これから吐き気ともうまく付き合っていかないとな。
 一応wifiが繋がるか確認した。無事に繋がった。すると患者のおじいさんにどうやって繋げたんだと聞かれた。ご自身のパソコンにwifiがついてるかどうかわからない時点で、申し訳ないが、接続は難しいのではないかと思った。でも、そもそもが難しすぎるんだよな。