びーの独り言

どこいくの?どっか。

読書

くり返し読みたい歎異抄

歎異抄 (くり返し読みたい)リベラル社Amazon 歎異抄は親鸞の弟子にあたる唯円が正しい親鸞の教えを伝えるために書いた。親鸞は浄土真宗の祖で、心の中で念仏を唱えるだけで極楽浄土に行けると説いた。 本当のところは阿弥陀様が念仏を唱えさせてくれると考え…

奇偉荘厳の白鳳寺院・山田寺

奇偉荘厳の白鳳寺院・山田寺 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 85)作者:箱崎 和久新泉社Amazon この本を見つけたのは最近であり、山田寺が大好きな私はすぐに購入した。シリーズ「遺跡を学ぶ」085。フルカラー。 私が山田寺を知るきっかけとなったのは、小学校の頃の…

縄文土器ガイドブック

縄文土器ガイドブック―縄文土器の世界作者:井口 直司新泉社Amazon いろんなところで縄文土器を見ているが、全体像がよくわからなかったので買ってみた。前回レビューした「縄文土偶ガイドブック」とともに買った。この著者もこないだレビューした「考古地域…

縄文土偶ガイドブック

縄文土偶ガイドブック―縄文土偶の世界作者:三上 徹也新泉社Amazon 昨年のGWは国宝の土偶を巡る旅でもあった。この本はその後に「縄文土器ガイドブック」とともに買った。著者はこないだレビューした「考古地域学を学ぶー戸沢充則の考古学」の中の一人である…

考古地域学を学ぶー戸沢充則の考古学

考古地域学を学ぶ―戸沢充則の考古学新泉社Amazon この本は今年のGWに東北歴史博物館で買ったように思う。戸沢充則という名前は聞いたことはなかった。それなのになぜこの本を買ったかは今となっては思い出せない。 戸沢氏は戦後に活躍し、明治大学の考古学の…

金子みすゞ童謡集

【新装版】金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫)作者:金子みすゞ角川春樹事務所Amazon 金子みすゞを知ったのはおそらく2008年仙崎に行った時である。この時「みすゞ潮騒号」に乗って、仙崎に金子みすゞ記念館があるのを見つけた。この本を買ったのはその後になるが…

アイヌ神謡集

アイヌ神謡集 (岩波文庫)岩波書店Amazon この本はアイヌの知里幸恵が大正11年に書いたものである。当時、アイヌは日本人による同化政策のせいで、住む場所を奪われ、生活の基盤であった狩りをすることも禁止された。また日本語を強要され、アイヌ語は存亡の…

新もういちど読む山川日本史

新 もういちど読む 山川日本史作者:五味 文彦,鳥海 靖山川出版社Amazon 最初の滋賀から千葉に帰って来た時に、何の話からそうなったかわからないが、Yさんが「山川の日本史で勉強しようかな」と言った。私は高校では日本史を専攻してなかったので山川という…

観音ガールと巡る滋賀近江の十一面観音

観音ガールと巡る 近江の十一面観音~『星と祭』復刊プロジェクト編~作者:佳菜子, 對馬能美舎Amazon この本を買ったのは京都大丸の本屋。地域クーポンを使える場所を探していて偶然に見つけた。かねてより湖北の観音信仰に興味があり、こんな本が出ていること…

日本の神々と神社

図説 あらすじでわかる! 日本の神々と神社 (青春新書INTELLIGENCE)作者:三橋 健青春出版社Amazon 滋賀の時に買ったと思う。どうしても神社のことがわからなかったので、勉強したかった。3回読んだ。 最初の章では神社の種類が説明されていた。伊勢神宮から始…

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観作者:ダニエル・L・エヴェレットみすず書房Amazon この本のことは「ゆる言語学ラジオ」で知った。そこで紹介された内容が衝撃的だったので、買って読んでみることにした。昨年の7月、千葉に来た時から読んでいて…

仕事も人間関係もうまくいく放っておく力

仕事も人間関係もうまくいく放っておく力―――もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫)作者:枡野 俊明三笠書房Amazon 久しぶりに枡野さん。非常用で買ってたけど、別に今はそういう時でもなく。ただ久しぶりに読みたくなったので。 枡野さんのエ…

光明皇后 平城京にかけた夢と祈り

光明皇后 平城京にかけた夢と祈り (中公新書)作者:瀧浪貞子中央公論新社Amazon 万葉文化館に行った時、前回レビューした「持統天皇」とセットで買った。著者も同じ。 光明皇后は持統天皇から4代後の聖武天皇の妃である(天武天皇=持統天皇-草壁皇子-文武天皇-…

持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」

持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」 (中公新書)作者:瀧浪貞子中央公論新社Amazon この本を買ったのは、明日香の万葉文化館だった。奈良のあちこちを回っていると、かつて漫画日本の歴史で覚えたはずの、歴史の流れがいまいちわからなかった。一度全体の流れが…

小倉昌男 祈りと経営

小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの作者:森 健小学館Amazon この本を買ったのはおそらく入院前だったと思う。奥付の重版情報では2017年6月の第8刷となっていた。ブックカバーを見るとジュンク堂で買ったようだ。おそらく三ノ宮だろ…

日本国紀

日本国紀作者:百田 尚樹Gentosha/Tsai Fong BooksAmazon この本は、2019年の退院後すぐに大学友人Sから勧められた。著者の百田尚樹のことは「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」などで気に入っていた。2019年のGWに読んだが、無理があったのか帯状疱疹が出て…

ハヤブサ消防団

ハヤブサ消防団 (集英社文芸単行本)作者:池井戸潤集英社Amazon 池井戸潤の新作。題名はパッとしない感じだった。 池井戸潤には珍しく銀行が出てこない正統派ミステリー。田舎と宗教に挑戦。相変わらずの池井戸節だが、文章に鋭さや深さがなくなってるように…

北海道廃線紀行ー草原の記憶をたどって

北海道廃線紀行 ──草原の記憶をたどって (筑摩選書)作者:芦原伸筑摩書房Amazon 稲毛海岸のイオンに行った時に、未来屋書店で偶然見つけて買った。北海道廃線は私の好物。 北海道の廃線跡を紹介している。どういうわけかオホーツクの廃線は入っていなかった。…

未解決事件 グリコ・森永事件捜査員300人の証言

未解決事件 グリコ・森永事件捜査員300人の証言 (新潮文庫)作者:NHKスペシャル取材班新潮社Amazon この本を買ったのはいつだかは覚えていないが、尼崎時代だったと思う。平積みにされていて、衝動的に買った。一度読もうとしたが、面白くなくてお蔵入りして…

語れるようになる仏像のみかた

語れるようになる 仏像のみかた成美堂出版Amazon 6/5に紀伊国屋書店で買った2冊のうちの1冊。 ひたすら仏像の種類が説明されている。これまで何冊も読んできた本と内容は被りまくっていた。 カラー写真が多くて、その出典の寺が偏っていた。前に行ったところ…

新版 写真・図解 日本の仏像 この一冊ですべてがわかる!

新版 写真・図解 日本の仏像 この一冊ですべてがわかる!作者:薬師寺君子西東社Amazon 昨日、紀伊國屋で買った。 仏像の種類が説明されているとともに280点もの仏像のカラー写真が使われていた。紹介されている仏像が重文クラスの知らないものが多くて、ほと…

上手な心の守り方

上手な心の守り方 不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント (知的生きかた文庫) [ 枡野 俊明 ]価格: 748 円楽天で詳細を見る 枡野さんの本。気持ちが沈んだ時に読もうと買っておいたが、本当に困ってる時に読んだところでなんの薬にもならなかった。

心を豊かにする菜根譚33語

心を豊かにする菜根譚33語 ~東洋の知恵に学ぶ~ (祥伝社黄金文庫)作者:多川 俊映祥伝社Amazon 昨年、興福寺に行った時に買った。この本は興福寺の住職が書いたものだった。 まるで老人に説教されてるみたいだった。文章が下手くそな上に、上から目線で、思想…

古事記と日本書紀

図説 地図とあらすじでわかる! 古事記と日本書紀 (青春文庫)青春出版社Amazon 奈良国立博物館のミュージアムショップで買った(1/29)。明日香を回っていたら、やたらと日本書紀が出てきた。例えば、富本銭の出土は、日本書紀の記述と一致した、とか。古代の歴…

入門万葉集

入門 万葉集 (ちくまプリマー新書)作者:誠, 上野筑摩書房Amazon 万葉文化館で買った(2/12)。万葉集のことが知りたかった。思ったより万葉集に載っている歌は仮名遣いが難しくて、パッと読んだだけではなんのことを言ってるのかわからなかった。その辺りが解…

拝んでしあわせ奈良の仏像100

拝んでしあわせ 奈良の仏像100作者:田中 ひろみ西日本出版社Amazon 前と同じ人の本。奈良国立博物館のミュージアムショップで買った(2/19)。題名の通り。100躰の仏像のイラストと解説文が掲載されている。この本を読んだら、どこの寺に行けばいいかが大体わ…

仏像イラストレーターがつくった仏像ハンドブック

仏像イラストレーターがつくった 仏像ハンドブック作者:田中 ひろみ株式会社ウェッジAmazon 奈良国立博物館のミュージアムショップで買った(1/29)。仏像の基本が知りたかった。この本は仏像のイラストが豊富で、ところどころ漫画が挿入されていて、それでい…

令和改訂版 フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました

令和改訂版 フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。作者:きたみりゅうじ日本実業出版社Amazon 税金や社会保険について知りたいと思った時に思い出したのがこの本だった。この本は大学友人Sのお勧めで、貸してもらったことがあった(2013…

民王 シベリアの陰謀

民王 シベリアの陰謀 (角川書店単行本)作者:池井戸 潤KADOKAWAAmazon 本屋に行くと店頭に積んであった。池井戸潤の久しぶりの新作。正直、前作「民王」の内容はすっかり忘れていた。 一言で言えば、コメディである。2時間ドラマを見せられている感じ。伏線の…

ルワンダ中央銀行総裁日記

ルワンダ中央銀行総裁日記 [増補版] (中公新書)作者:服部正也中央公論新社Amazon 少し前に本屋に平積みになっていた。帯の文言が面白かった。「46歳にしてアフリカの小国ルワンダの中央銀行総裁に突然任命された日銀マンが悪戦苦闘しながら超赤字国家の経済…