びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/08/24(金)休「入院50」

 うがいの度にお茶を飲んだせいか1回の睡眠時間が90分になった。その代わり3回くらいしか眠れなかった。
 夜中に館内放送があった。「火災報知器が発報したので確認中です。次の放送をお待ち下さい」。私の病室はクリーンルームなので最悪避難になったらヤバいと思った。幸いなことに誤報だったが、ちょっとびびった。
 起きると同時に有料TVで台風情報を聞いた。今の俺にはまったく不要なものだが。
 朝麻薬の早送りをしてから痛くない薬の飲み方をやってみたが、案外いけるんじゃないだろうか。口の中に入れた薬のポジション次第。しばらく練習が必要。
 また熱が38℃を越えて解熱剤の点滴。看護婦さんによれば「血球が上がったみたいですね」と言われて「えっ」となった。知らんかった。しばらく熱が上がったら解熱剤のパターンが続くようだ。
 左手の甲と手のひらに発疹が出た。移植の先生に「拡大しないように見ていて下さい」と言われた。
 14時リハビリバイク、14時半シャワー。熱が出るので回避してたが、しばらく熱が出るのが続きそうなので。
 15時に父親が来て、今後の買い物は俺が指示したものだけを買うようにメモを渡した。確かに以前足りなくなったら勝手に補充してくれとは言ったが、まさかお茶ばかり買ってきて在庫が20本、ティッシュペーパーばかり買ってきて25箱にもなった。で、買ってきて欲しいものをメモにまとめてもまともに買ってこないし。
 今までの父親とのやり取りを看護師さんに話したら「軽い痴呆が入ってるかもしれませんね。短期的な記憶に問題がありそうです」と言われた。俺もそう思う。俺が退院したら、速攻認知症検査を受けさせて、免許も返納させて、サービス付の高齢者住宅に放り込んでやる。
 移植以来血小板の輸血が毎日続いている。もうそれが当たり前になっていてブログにもイチイチ書かなくなった。それに加えて今日は赤血球2パック。立ち上がったときにふらつきがあったから順当かと。血球も大事だが、血小板と赤血球も上がらないと困るよなあ。
 血液成分は以前とは異なり、完全に病院のコントロール下に置かれている。バランスの取り方は綱渡りにも似てて、なにかあればすぐに大事に至りそうなのだが、私の関心事は目の前の口内炎であり父親のことである。
 看護婦さんに「ウィダー食べられるんじゃないですか?」と言われた。そうかもしれないけど、そこまでして無理に食べる気はないなあ。
 23時38℃越えで解熱剤。しんどさはないが、寒さの後に暑さが来るのが鬱陶しい。