あんまり寝付けなかった。6時に看護婦さんが点滴に来たが、今までのように起き上がることもなく寝たまま対応。7時過ぎに点滴は終了。起き上がることもなく半分寝ていた。起き上がるのが酷く億劫で、気力を削がれているように感じた。
朝食。ウィダーとリンゴジュース。なんかこれが最終形態でいいような。
9時半前に血圧、酸素濃度、採血。男性の看護師。前にも一度来たと思う。同性だとどこか気をつかわなくていい部分がある。
10時半肺機能検査。マウスピースをかじって、できるだけ息を吸い込み、できるだけ息を吐いたり、できるだけ早く息を吸ったり、できるだけ早く息を吐いたり。これが何の役に立つのかは不明。
12時過ぎに昼食。ウィダーとオレンジジュース。
13時半過ぎに両親が来た。頼んでたものを受け取ったが、それ以外はうざいことこの上なかった。特に母親はボケ老人一歩手前でほとんど会話が成り立たなかった。父親は若干マシだったが、完全に老害だった。ここに頼らざるえないというのは人生最大の誤算だ。病気よりよっぽどストレス。マジでヘルパー頼めないかな?
14時半過ぎて看護師さんから「会社の方が来られましたが」と言われた。何も聞いてなかったので驚いた。Yさんだった。現状やこれからの治療内容やスケジュールなどを伝えた。しゃべれるというだけでありがたかった。
16時半前ネットに繋ぎたいと言っていたおじいさんが来た。やり方を聞かれたので必要なものを指示した。「今日手術だったけど転移してて中止になったんです。非承認の薬で治療すると1回50万円かかる」と言われた。さすがに何も言えなくなってしまった。自分のノートパソコンは適当にやってたら接続できた。本当に機嫌だけの問題だな。
18時前に夕食。だいぶ復活。ウィダーとリンゴジュースも飲んだ。
19時半前に若い先生が来た。炎症の数字が上がったので膿んでないか明後日にCTを撮るとのこと。両親への説明は月曜日になった。実家に知らせておいた。廊下で移植の先生とすれ違ったが、内容は同じだった。「来週までには腫れもひいてるでしょう」、ほんと私もそれを願っている。Yさんが来て血圧と酸素濃度。説明が月曜日になったと。報連相が行き届いているなあ。
21時過ぎに点滴。歯磨いて終了。