びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/01/05(土)「旅行④」

 大分−宮地−立野−高森−立野−熊本−三角−熊本−荒尾−久留米。豊肥本線と九大本線のどちらにするという問題は、おそらくは阿蘇の方が凄いに違いないということで豊肥本線にした。これもまた川沿いをひたすら登るパターン。結構きれいな景色。周りには鉄道マニアが多く、きっとこれは期待できるぞw。波野という駅に「九州最高地点」と書かれていた。その直後、長いトンネル。トンネルを抜けるとそこは阿蘇だった。一瞬ではあったがここからの見晴らしは素晴らしかった。右も左も遠くに美しい山。非日常的な景色。訪れるのは2回目だけど、それでもまた感動。ここでまた次のルートを考えていた。南阿蘇鉄道に乗るかそのまま熊本に抜けて家路を急ぐか。時刻表をぶわっと調べると、明日無理すれば九大本線を回れることに気づいた。これでパズルの最後のピースが埋まった。Z型スイッチバック立野駅で降り、南阿蘇鉄道に乗ることにした。
 南阿蘇鉄道は旧国鉄高森線であり、阿蘇の外輪山の内側を通っている。あんまり期待してなかった。ここまで来たら乗らないと損かなくらいなもんで。でも、意表を突かれた。車両の内装が紫色を貴重としたクロスシート。とてもお上品。それから、すぐに鉄橋の上で停車。白川渓谷。とても深くて豪快。運転手さんが解説。運転しながら解説。「右手に見える山は・・・」みたいな。停車する駅も一工夫されてて、次に何が出てくるかと期待してしまう。終点高森駅まで充分に楽しめた。折り返し時間を利用して、近くの施設へ行くことにした。高森線は高千穂線と繋げる予定でトンネルを掘っていたのだが、地下水脈を切ってしまい大出水。地元に被害をもたらし工事中止。それでも商魂たくましく、跡地をテーマパークにしたのだ。中に入る時間まではなくて少し後ろ髪ひかれたり。さて、信楽高原鉄道もそうだったが、第三セクターでは赤字が当たり前。だから逆にアノ手コノ手のサービスが充実してる。へんぴ度も高いから景色とかも期待できる。インパクト高く俄然やる気出てきた。
 熊本についたとき、まだ明るかったので、三角線に乗ってみた。全く期待してなかったが、その期待のとおりの通勤路線orz。発見がない往復は疲れ倍増。
 久留米に到着は22時くらい。宿があると期待したが、うらびれたホテルが一軒。どうやら西鉄久留米東横インがあるみたい。地図を確認して歩いてみた。それが行けども行けどもなかなかわからず。途中から繁華街になり、街路樹がライトアップ。とてもきれい。歩道にはラーメン屋台が並んでいる。なんか久留米変わってるなあ。重い荷物持って30分以上歩いてクタクタ。駅が見えた。お腹が減ったのでラーメン「大龍」。チェーンだからなんとかなるだろうと思ったが、なんか安っぽく。ホテルに着くまで我慢した方が良かったか。で、結局「東横イン」なわけで。