びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/12/28(水)年休「旅行6」

 0830夫妻の車で高千穂ユースを出発、高千穂峡に向かった。おばちゃんがボートはイヤと言うので、夫妻とは別れて、独りボート乗り場へ。シーズンでは何時間も待つそうだが、一番乗りだった。30分1500円は少し高いと思った。高千穂峡は両側が垂直の柱状節理からなり、そこを滝が落ちていた。水面はエメラルドグリーンで、結構深そうな感じだった。ここは溶岩が固まった場所を五ヶ瀬川が侵食してできた地形だそうだ。写真を見たとき、なんて険しいんだと思ったが、実際は写真ほどのインパクトはなかった。手漕ぎボートは初めてだったが、漕艇は慣れているので何とも思わなかった。外国人がなかなか出艇できずに騒いでいた。楽しそうだなと思った。
 帰ろうとしたら先ほど別れた夫妻にばったりとあった。夫妻とともに川沿いの遊歩道を歩いた。いろいろしゃべりながら歩いたので楽しかった。高千穂神社までの急激な上りはこたえたなあ。
 夫妻にはバスセンターまで送っていただき再び別れた。インパクトがあり面白い夫妻だった。延岡行きのバスは出たばかりで90分待ちになった。その間を利用して計画を立てた。高森に戻って阿蘇観光をしたかったが、夕方までバスがなかった。一方、延岡ルートは面白くないのに金がかかった。どう考えても詰んでいた。結局延岡ルートにした。
 1209延岡行きのバスに乗った。国道は山の上を走っていたが、集落ははるか下の川沿いにあった。高千穂鉄道がどこを走っていたのか探したけど、全く見つけることができなかった。とにかく凄い山でよくこんなところに鉄道を通そうと思ったもんだ。
 1340延岡発の特急「にちりん」に乗った。延岡と佐伯の間には宮崎と大分の県境があり宗太郎越えと呼ばれている。ここは3本しか鈍行が走っておらず、特急利用は仕方のないところ。宗太郎越えは駅間がとても広くなかなか終わらなかった。全然人気のない不気味な山だった。
 大分に到着したのは16時前だった。別府に行くのも面倒だから、「東横イン」にチェックインして溜まっていた洗濯をした。
 18時に「こつこつ庵」。ここは4年前に旅飲みの楽しさを教えてくれた居酒屋だ。カウンターに座り、常連さんとマスターと盛り上がったのを覚えている。ずっとずっと行きたいと思っていた。カウンターの端っこにおじさんが座っていたので、2つ開けて座った。後から旅行の男性がやってきて、おじさんの隣に座った。やがておじさんと男性が話し始めたので、そこに参加した。マスターは倒れてリハビリしているので不在だった。その代わりおかみさんが相手をしてくれた。今回もまた大盛り上がりだった。これもマスターの作ってきた店の雰囲気がなせる技。今日もまたベロベロになってしまった。次回はいつになるだろうか?そういう場所が一つあるだけで町の印象もずいぶん変わる。