びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/04/03(日)「避難2」

 乗り鉄の朝は早い。0624飯田発の始発で出発。飯田―豊橋三河田原―豊橋―運動公園前―井原―赤岩口―豊橋新所原―浜松―静岡―富士―熱海―東京―千葉みなと。
 飯田線のハイライトは天竜峡を過ぎてから始まる。今回飯田線を選んだのはここからの景色を楽しむためだ。天竜峡駅の先はすぐにトンネルになっており、トンネルを出ると直ちに天竜川を橋で渡った。天竜川は深い緑色をたたえていた。次の千代駅とその次の金野駅秘境駅だ。WIKIによれば、1日で3人くらいしか乗らない駅。飯田線秘境駅がたくさんあることで有名。なぜ秘境駅が存続しているのかがとても不思議だ。線路は崖のような際にとりつき、トンネルの連続で抜けていた。よくもまあこんなとこに通したもんだ。アイヌ人の測量技師である川村カ子トという人の仕事である。一体どうやってルートを決めたんだろうか?田本駅秘境駅だった。スペースがないところに無理矢理作っているのに秘境駅。おじさんが一人降りていった。マニアぽく見えた。平岡駅を過ぎて意識が失せてしまい、気がつけば秘境駅小和田駅だった。しまった!中井侍駅を見落とした。もちろん秘境駅だ。大嵐駅から長いトンネルに突入。ここから天竜川とお別れして、隣の水窪川に移る。本当はずっと天竜川に沿っていたのだが、ダムのために水没してしまった。水没区間については「山さ行がねが」で驚異のレポートが存在する。水窪には「渡らずの橋」という物件があるのだが、これまた寝過ごしたorz。佐久間駅に抜ける長いトンネルで天竜川に復帰。その後は天竜川の険しさも消え、こっちの気合いも抜けた。気がつけば満員になって豊橋に着いていた。いい路線は何度でも乗りに行きたい。
 時間があったので豊橋鉄道に乗った。いつか寄り道しようと思いながら、魅力に乏しくなかなか乗らなかった路線だ。まずは渥美線から。往復1020円。3両編成で電化されていた。東海道本線をオーバークロスして、渥美半島へ。市街地はやがて田んぼに変わった。特に面白くもなく。都市近郊路線とローカル線の間で中途半端という感じ。次に路面電車に乗った。乗り放題は400円。すごく道幅が広く、舗装がきれいだった。それが途中からボロボロに。汚い舗装は見ていて痛々しい。路面電車の終点は大体あっけない。線路は急に途切れ、その先は道幅が狭くなる。なんか淋しい気分になる。今までいろんな路面電車に乗ってきたけど、路面電車って特徴を見つけるのが難しい。
 新所原でわざわざ降りてうなぎを食べた。先週のリベンジだ。2段重ねのスペシャルを今度は完食した。先週は二日酔いが影響してたことが証明された。時間的に天浜線には行かなかった。
 今回の旅行は最初ボロボロだったが、終わってみれば頑張ったと思う。新しい町に泊まり、豊橋鉄道も潰せた。終わり良ければ全てヨシだ。