びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/10/23(水)休「確定申告」

 9時前、尼崎税務署から電話があった。弟のHLA検査が医療費に該当するかに関して「先生が指示しただろうから」という回答をもらい、医療費に含まれるということになった。これで医療費控除の確定申告に必要なデータがすべて揃った。
 尼崎税務署には行ったことはなかった。地図で見ると電車か自転車か微妙な距離だった。距離を調べると4.2kmだった。入院前だったら余裕で自転車なのだが、この身体でどうだろうか?リハビリと電車賃をケチるため、自転車で行くことにした。10時前に家を出発。
 途中JR尼崎駅のエディオンに寄り道した。昨日のセディナエディオンカードを作るためだった。平日の開店直後はさすがに閑散としていた。専用のカード作成窓口があり、そこにいた女性店員を捕まえた。「オリコしか作れないんですけど」。えっ?カード作る時はオリコと何か(セディナ?)の二択だったし、昨日の電話の人もまったくそんな事は言ってなかったんだが?「作れるはずだ」「作れないんですが」を繰り返し、昨日の電話のやり取りを説明した。すると女性はカウンターの奥に消えていった。戻ってくると「セディナは過去に扱っていたようですが、今は扱っていません。書類がないので取り寄せます。届いたら連絡します」と言われた。出直さなきゃならないのかorz。コールセンターと現場の齟齬。エディオンってこんなんなのか?「あなたの方が詳しいようです」。正直ベースは嫌いじゃないが、それは言っちゃアカンやろ。
 入院前(2018/9/6)に税務署の手前にある「スシロー」に行ったことがあるが、やたら遠かったイメージがあった。しかし、今回はそんなに遠く感じなかった。「スシロー」を越えて、橘通りに入ると、ロードサイド型の店舗が集まっていた。後で昼飯にしようと思った。先には大きな公園があり、やがて市役所に出た。住環境の良さそうなところだった。尼崎のスラムなイメージとはかけ離れていた。
 11時半尼崎税務署に到着した。税務署は初体験だった。古い小さな建物で、思ったより小さかった。警察署によくこういう時代を感じさせる建物があると思った。中はカウンターがあり、窓口はたった2つだった。こんなんでどうやって確定申告シーズンを乗り越えてるのだろうか?
 番号札を取るとしばらくして窓口の女性に呼ばれた。「医療費控除の確定申告したいんですが、平成28年と30年の書類と手引きありますか」と告げた。平成28年と平成30年では制度変更があり、若干書類が変わっていた。すると女性はカウンターからこちら側に出て来て、建物の奥に進んだ。そこにはプラスチックの書類棚があり、女性は書類を取り出して言った。「平成28年の書類はないので、新しいのに書いて下さい。手引きは平成28年しかありませんが、今とほとんど変わってません」。平成28年のをわざわざネットで調べたが、意味なかったということか。私は「専用の封筒はありませんか?」と聞いた。平成28年は領収書全部を封筒に入れる必要があった。封筒は何でもよかったが、書類には専用の封筒がついてるはずだった。私はその封筒を使うつもりだったから、封筒を用意してなかった。「ありません」と一言だけ言われた。もっと他に言い方ないのかよと思った。さて、書類にはマイナンバーカードと免許証の写しを添付することになっていたが、大学友人Sによれば見せるだけでもいいと聞いていた。女性に聞くとSの言ってた通りだった。会社でコピーしたのはなんだったんだ。実際にやってみないとわからないことってあるなあ。
 とりあえず封筒は先送りにして、平成28年から書類を書いた。既に下書きができているから写すだけだった。再び窓口に行き、書類を提出した。「封筒もらえませんか」と言ったら使い古したくたびれた封筒が出てきた。女性はいろいろな箇所をチェックしていた。「何を見てるのですか」と聞くと「還付額さえ合ってればいいですから」と言われた。マイナンバーカードと免許証を提示して、書類に受理の判が押され、控えをもらった。女性は還付額の欄を指差して「還付金は1か月半くらい後に振り込まれます」と言った。還付額に書き込まれた金額は932円だった。「こんなんで来るなよ」とバカにされてるような気がした。「何かありましたらこちらから連絡することがあります」。連絡がないことを祈っている。
 所得税が還付されると住民税も還付されるはずだった。そのことを女性に聞いてみると、隣にいた男性が答えた。「住民税のことはわかりません。近くに市役所があるから聞いてみては」とソフトに言われた。管轄外なのだろうが、税とつく以上それくらいわからないのかと思った。
 まだ平成30年が残っていたが、腹が減ったのでロードサイド型の店舗が集まっているところに行った。「丸亀製麺」とうり二つの「金比羅製麺」。前から気になっていたが、入るのは初めてだった。安くて味もよかった。東雲イオンに入ってたうどん屋を思い出した。
 13時過ぎに税務署に戻った。平成30年に取りかかった。あっという間に終わった。窓口の女性は別の女性に交代していた。書類を提出すると、今度は還付額がでかいので恥ずかしくなかったが、逆にじっくり見られてるようでイヤだった。連絡がないことを祈っている。
 家に帰ったのは14時半だった。疲れたので昼寝した。
 これでようやくずっと頭に引っかかっていた確定申告が終了した。まだ完全に終わったわけじゃないけど、とりあえず一段落ついた。思ったより時間がかかったが、来年からはすんなり行くだろう。さて、次はいよいよ最大の問題に向き合わなきゃいけないな。