びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/10/16(火)休「入院103」

 夜中爺さんは予想通りうるさかったが、それ以上に部屋が暑くて。これをもって普段の夜中の様子だとは見なすことはできなかった。ただよくよく考えれば、例えうるさくてもどうすることもできないので、結局慣れるしかないという結論だったり。
 8時前に談話室に行き1時間ほど無料有線に繋いだ。医療費控除がよくわからなかったので調べてみた。医療費で年間10万円を越えたのが医療費控除額(上限200万円)で、医療費控除額は確定申告で全額戻ってくると思っていたが、正解は医療費控除額に所得に応じた所得税率(多分23%)を掛けた分が戻ってくる。このとき既に払った所得税以上の額は戻ってこない。戻ってくる額を概算すると満額46万円(200万円×23%)で、後は支払った所得税次第。まあここで考えても戻ってくる額が変わるわけではないから、退院してから考えるしかないんだが。
 今回の入院に関する収支について計算してみた。限度額適用認定を受け1か月の請求額は27万円前後になっている。これに雑費(飲み物、補食、衛生用品など)で1か月3万円。大体1日1万円くらいだ。飲みに行ったり、旅行に行ったりしてないので、普段よりちょっと支出が多いかなという程度。ただし給与が8掛けで、何よりボーナスが半期2回分程度減額されるのが辛い。入院しなかった時との差額はざっくり300万円くらいになるのではないか?まあすべて身体優先の必要経費なんだけどね。
 入院してびっくりしたのはあまりに治療が手厚いこと。これでは国庫が赤字になるはずだと感じた。ではどれくらい恩恵を受けているのか計算してみた。国庫からの持ち出しは乱暴に言えば医療費と同じくらいらしい。入院1日が1万円と考えると、ベッド(2500円?)と食事(1500円)を引いた額6000円が医療費3割負担分となる。医療費は2万円(=0.6万円×3.3)となり、これが国庫からの持ち出しとなる。入院半年では360万円。実際はベッドと食事は治療の一環として扱うので気にしなくていいと言われた。このケースで考えると国庫からの持ち出しは3.3万(=1万円×3.3)になる。入院半年で600万円。残念ながら病気になってしまったけど、健康保険制度の恩恵を受け、日本に健康保険制度があってよかったと思っている。因みに医療費の7割は会社の健康保険組合から出ており、自分で積み立てた分もあるが、健保にもずいぶん持ち出させているものと思われる。
 大腸カメラ以降、血圧が高目を推移している。血圧に関しては既に飲み薬が処方されているが、それでも昨日今日と160までいき、立て続けに降圧剤が点滴された。明日からは飲み薬も増量されることになった。若い先生はステロイドの影響だと言ってるが、私にはどういう仕組みかわからない。ステロイドを止めたら下がるならいいんだが。これとは別に遂に「そろそろ食事も検討してもいいかもね」と言われた。「無理にしなくてもいいですが、是非お願いします」と答えた。
 夕方も談話室の無料有線に繋げたが、通信速度が遅いのかやたらフリーズする。これでは使えないなあ。
 一日中上記数字遊びに夢中になった。完全に遊びである。本人の感覚ではこんなもんかなという手応えはあるが、全く精査したものでなく、こんなにラフに計算していいのかなと思っているくらいである。その計算が合ってようが間違ってようが、真の値が変わるわけじゃないし。このまま書きっぱなしで忘れてしまう可能性が高いだろう*1

*1:10/18追記。限度額適用認定を採用された支払額から医療費を算出するのは明らかな間違いで、ここの概算よりも国庫持ち出しは多くなると思われる