びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/09/02(日)「入院59」

 夜から痛み止め入りうがい薬を止めて普通のうがい薬にした。口内炎はまだ残っていて舌の痛みが抜けないが、うがいによる痛み止めの効果はほとんどなくなった。
 入院してから病院食をいただくのは辛い作業になっている。元々入院するまではおいしいものを食べるために生きてるような生活をしていた。病院食が進まないのは身体的に食べられない以上に、好き嫌いが激しいというのがある。食べないと良くならないのだから甘えるなというのは重々理解しているが、それでも割り切るのがすごく難しい。正直苦行だ。
 朝の採血を待っていたら看護婦さんの巡回の方が早かった。「白血球1000越えましたね。レベル2ですね」と言われた。えっ?「レベル2ですか?」と聞き返すと「先生のファイルに書いてましたよ」と言われた。昨日若い先生が言ってた定着は内定ではなく正式だったのか。元々昇格の基準なんて曖昧なのかもしれない。「レベル2になれば、食べられる物が増えます。ローソンの惣菜パンとか食べられます」、今までは何も食べられず何を食べるとかそういう問題ではなかった。ローソンの惣菜パンが食べられるとは思ってなかったのですごく嬉しかった。「レベル2はいつまで続くのですか」と聞くと、今繋がっている栄養と免疫抑制剤の点滴が外れるまでらしい。栄養はご飯が食べられるようにならないといけないが、免疫抑制剤が外れる条件はなんだろう?「今日まだ採血が来ないんですけど」と聞くと、「今日は採血が入ってないですね」と言われた。採血がないなんて思ってもみなかった。
 移植の先生によれば、口内炎はあと2、3週間かかるかもしれんねということだった。つまりレベル2から脱出するにはそれ以上かかるのではないだろうか。
 レベル2に上がったことによりクリーンルームを出て、クリーンエリアを歩けるようになった。またリハビリペダルが終わりになり、別室にある本格的なヘルスジョガーとエアロバイクに変わった。時間も午前と午後30分ずつに増えた。15時早速ヘルスジョガーとエアロバイクをやった。リハビリペダルの時から思うのだが、ただ軽くやってるだけではあまり意味がないような気がする。だからと言って負荷をかけすぎると体調が悪化しそう。正直加減がわからなかった。
 父親が来た。おととい頼んでもない物を買ってきて怒鳴ったが、今日は同じ物を黙って置いて帰ろうとしていた。マジで認知症ではないか?食べられる物が増えても食べられる物とダメな物の区別がつかないこの父親では何も頼む気が起きない。
 ただ起きてるだけで少ししんどくて、かと言って寝てるのも夜眠れなくなりそうで。さじ加減が難しい。