朝たまに連絡をする東京のSさんからメールが来ていた。｢Kさんがミーティングで入院するって言ってたけど｣、こっちでも言ってないのになぜ東京の方が早い？しかもそれ東京で言う必要あるかなあ？
Yさんとは昨日話がついていて、午後イチのミーティングで｢来週から4か月入院することになりました｣と伝えていただいた。いずれバレるだろうから、後で骨髄移植を受けることもオープンにした。
東京のYさんに電話した時についでに伝えた。たいそうびっくりされて逆に驚いた。どれだけびっくりしたかと言うとヒロシを呼びに行ったくらい。こんなに心配されるなんてね。伝えない方がよかったのかしら？
なんだかこの話ってまったく建設的でなくてね。言えば言うほどピエロ感があってね。なんにもみんなと関係ないし、なんの得にもならないんだもん。死ぬ確率30%という事実なんてとても口に出せる雰囲気じゃない。悪い言葉を耳に入れることは忌み嫌われる。誰もが生きることを頑張らない奴は見たくないんだよな。だから頑張るなんて話をするんだけど、実際は運命に身を委ねるだけだと思っている。身体という入れ物の物理的故障。ただそれが治るかどうかの勝負。
