びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/05/03(木)祝「山口」

 起床は5時。雨は止んでいた。おばあさんに挨拶しようと思ったら妹さんが出てきて3人で井戸端会議状態に。すごく盛り上がったが、0555に宿を後にした。いい宿だった。また泊まりたいと思った。
 東萩駅まで歩いた。早朝の駅には旅行者らしき人が2人とこれから乗るであろうJRバスが停まっていた。すると防長バスが来て2人はそちらへ。0615の山口行きJRバスに乗ったのは私一人だけだった。次のバスセンターでも誰も乗って来なかった。不人気路線なのか?それとも観光客はそういう移動を考えないのか?ようやくジャージ姿の女子高生が一人乗ってきた。別のバス停でもう一人乗ってきた。お互いに知り合いそうだった。学校にでも行くのだろうか?バスは市街地をはずれ山間部に入った。電車では味わえない景色。田舎ではバスの方が本数多いし便利なんだろうな。80分後、山口駅手前の県庁前で降りた。女子高生はまだ乗っていた。
 施設が開く9時までには1時間以上あった。外はやたらと寒かった。近くにセブンイレブンがあったので、どん兵衛を食べて時間を潰した。
 9時瑠璃光寺五重の塔。山口にはここくらいしか見所がない。でも、とても立派で味わい深かった。さすが国宝。
 次は山口県立博物館。明治維新の情報を仕入れたかったが、HPを見て子供向けではないかという予感がしていた。そしてその通りだった。歴史コーナーだけ閲覧して撤収した。
 まさか10時にやることがなくなるとは思わなかった。仕方ないので山口県立美術館の浦沢直樹展に行った。これ昔TVで準備シーンを見たことがあったが、全国回ってるのか。展示では、作品のいいところを読めるようにしていた。こんなん面白いに決まってるじゃん。特に「YAWARA」は凄くて、ストーリー、テンポ、読ませる技術が凄かった。またヒロインのイラストがまとめられていてとても眩しかった。ただ最近の作品はぱっとしないので、以前の輝きを取り戻して欲しいところだ。
 山口駅に向かいながら昼飯を食べれる店を探した。すると鰻丼屋が。山口と鰻の関係はわからないが、鰻好きなので入ってみた。普通にうまかった。ポイントカードとか言われても旅行者だから。

 山口駅の観光案内所で湯田温泉への行き方を聞こうとしたら、目の前に新山口行きの電車が停まっていた。たらこの2両。このエリアはたらこばっかりなのか?
 湯田温泉では中原中也記念館に行った。理解しようにもちっともわからなくて展示を見るのが苦痛だった。ほとんどソーカル事件のような気分だった。せめてもっと解説してくれないと。一般人が理解できないものはただのゴミですよ。単に「汚れつちまつた悲しみに」というフレーズがインパクト抜群なだけでは?
 なぜか書籍コーナーに押切蓮介を特集してる月刊誌があった。詩の月刊誌がマンガ家を取り上げているのか?インタビューで例の著作権法違反について語っていた。こっちの方がよほど面白かった。
 1625湯田温泉から新山口へ。1648新山口から徳山へ。今日は徳山の「東横イン」。外に食べに行く気が起こらず、ペヤングにしたら激マズだった。何やってんだか。