びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/08/11(土)「旅行3」

 八幡浜港別府国際観光港・・・別府交通センター→別府北浜・・・別府―中津―小倉―門司港・・・九州鉄道記念館関門海峡めかり→(絶景バス)→関門海峡めかり―九州鉄道記念館・・・門司港大牟田―熊本―辛島町―熊本。
 0620八幡浜発別府行きのフェリーに乗った。3020円。別府までは2時間40分。二等船室は込み合っていた。空きスペースに紛れ込みゴロ寝。すると別府で待ち合わせをしている大学友人Sから連絡があり、徳山は豪雨で電車が止まっているとのこと。こっちも調べてみると、これから行こうとしている豊肥線が不通であることがわかった。久大線も途中でバス代行。仕方がないから唯一未乗区間がある門司港に行くことにした。
 別府駅で2時間余裕があったので、別府国際観光港からバスに乗って竹瓦温泉に行った。別府で一番人気の外湯だとか。外見は道後温泉本館のような作りで中身も同じような作りだった。歴史を感じさせる風情のある温泉だった。
 門司港ではレトロラインに乗った。レトロラインでは門司港駅から先に延びていた貨物線を利用して観光トロッコ列車を走らせている。今まで行っていた冬には運転しておらず、私鉄全国制覇を狙うには大きな障害となっていた。小さなディーゼル機関車がトロッコ2両を引っ張っていた。トロッコは貨物車を改造したもので、昨日と違ってちゃんとした屋根があった。機関車とトロッコはともに深い青にカラーリングされていた。スタッフさんも青いTシャツを来ていて、明るい笑顔で乗客を誘導したり接客したりしていた。トロッコは家族やカップルなどで満員だった。昨日と同じく独りで乗ってるのは私くらいなもんだった。トロッコが動き出すとスタッフさんみんなが手を振って見送ってくれた。車内では観光バスみたいなアナウンスが入った。最初の駅は出光美術館前。レンガの洋館2つが気になった。門司港はレトロな建物が多く、私はそういう建築物に萌えるのだ。さらにトロッコノーフォーク広場前を経て、沿線唯一のトンネルに入った。天井に注目するようにアナウンスが入ると照明が消えた。すると天井に蛍光塗料で描いた魚図鑑が浮かび上がった。ありきたりだけどなかなかいい演出だと思った。終点は関門海峡めかり駅。わずか10分の旅。降りるとき、これで九州の鉄道を全部制覇したなあと思ったが、わずか一瞬だった。不思議なことに達成感はなかった。
 当初予定になかったが、観光バスに乗ることにした。ボランティアのおじいさんがガイドをしてくれた。観光バスは山を登り展望台に到着。関門海峡を一望。下関は目と鼻の先。壇之浦や巌流島など歴史的エピソードも充分。盛りだくさんなパノラマだった。25分の旅。飛び込みで乗ってよかった。
 帰りは門司港駅横の「BearFruits」。定番になった焼きカレー門司港エリアは引き出しが多すぎる。もっと注目されるべき。今日はまだ楽しみを残しておいた。また次回違った表情を期待しよう。
 宿泊は熊本。1940に到着。いつもの「東横イン」。Sと合流するのは夜中になりそうだった。走るか飲むか悩んだ。太ももがバリバリだし、ここまできておいしいものをスルーするのもねえ。市電に乗って「憲晴百」。半年ぶり4回目。若い店員さんに話しかけられてトークが弾んだ。独り飲みにはとても嬉しい。今までいた女の子は辞めたらしかった。料理は変わらないけど変わるものもある。違う顔が見られるのもまた面白い。迷ったけど来てよかった。