びーの独り言

どこいくの?どっか。

2015/01/08(木)「尖閣1」

 尖閣に行くのは9月以来8回目だった。うまく撤退したと思ったが、トップからムチが入ったっぽい。召喚理由であるメインの仕事はとてもたいした用事には思えなかった。むしろサブテーマである億単位の投資案件がイヤだった。初めて行ったときのワクワク感は完全に消え失せ、ひどくめんどくさく思えた。幸いなことに、今回の予定は8日と短く、秋に悪かった体調はよくなっていた。お世話になった人たちに会えることも楽しみだった。
 起床は3時40分だった。トイレにこもったが、何もでなかった。いつものように始発で羽田空港を目指した。そのお陰で足が伸ばせる窓側の席をgetできた。3ヶ月のブランクがあっても、出国手続きは余裕だった。またトイレにこもったが、何もでなかった。「魚河岸日本一」でマグロ丼を食べ、後はソファーに座り爆睡した。
 起きたのは搭乗手続きが始まったときだった。ここで便意をもよおし、トイレにこもった。最終案内のアナウンスが聞こえて焦った。慌てて戻ると、待合室には誰もいなかった。
 機内では外を見ていた。南に飛び立つと海上に海ほたるが見えた。上昇しながら旋回すると羽田空港が見渡せた。進路を西に取ると、河口湖や甲府盆地がわかった。こないだ行った諏訪湖も見えた。そこから西はよくわからなくなった。
 機内食は「賛否両論」。半年前くらいからここが提供するようになったが、この名前はいくらなんでも狙い過ぎだと思う。久々に食べると質が落ちたような気がした。機内食なんてオプションにして、現金キャッシュバックして欲しい。客増えると思うよ。
 下腹部にイヤな痛みを感じトイレにこもった。一度出始めると、今度は活動が止まらない。どないかならんもんか?
 やがて尖閣の街並みが見えてきた。天気は晴れなのに明らかに霞んでいた。こないだAPECブルーが話題になっていたが、工場が操業を止めればきれいになるもんかね?空から見る街並みは、区画毎に同じ建物が並んでいた。おそらく計画的に整備したのだろう。あちこちに高層マンションが建っていた。どれだけが投機目的なのだろう?
 小さな空港に着陸した。入国手続きは問題なかった。送迎のおじさんもすぐに見つかった。Sさんもすぐに来た。車にスーツケースを詰め込んで出発。下腹部にはイヤな痛みが続いていた。最初は少しSさんとしゃべっていたが、いつの間にか寝ていた。
 会社に到着した。何の特別感もなかった。ただ芝生が緑色から茶色に変わっていた。こっちの偉い人に挨拶すると、投資案件の方をしっかり詰めて欲しい、と先制パンチをくらった。
 久々にいろんな人たちに会えて嬉しかった。特に仲良しだった通訳の女の子が、赤く髪を染めていて大人っぽくなっていた。雰囲気変わるよなあ。
 現場はひどくなってるかもと予想してたが、何も変わってなかった。
 帰りのバスは相変わらず上下に揺れた。暗い中、ずっとブログを打っていた。
 ホテルのデポジットはなくなっていた。信用を得たらしかった。部屋は久々に狭い方だった。それでも日本と比べれば、充分広いのだが。
 Sさんと美味しい焼き鳥屋に行った。組織運営について熱く語ってしまい、完全に酔っぱらってしまった。いつもの親子丼で締めた後、ホテルで思いっきり吐いた。