びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/04/19(土)休出「尖閣7」

 今日も出勤だった。明日も出勤だった。最初からそういう予定だから仕方がないけど、1日くらい休みが欲しいなあ。
 起きたのは5時だった。朝食はいつものおにぎり。夜にがっつり食べると朝は軽くなるんだよな。バスは空いていた。昨日くだしたお腹の調子が心配だったが、なんとかなった。
 今日は緊急時対策として常駐してるにすぎなかった。超絶やることがなかった。遂に控え室で座って時間を潰した。15時Sさんが本業の方に手を出し始めた。今回うちらは手伝いで呼ばれただけであり、本業を別に持っている。本業でもいずれここに来る予定であり、同じ部屋には本業で使う機械があった。いつでも本業を始めたかったが、今回の目的からはずれるので手を出しにくかった。もし本業を始めていいのなら、これから退屈しなくなるだろう。
 こないだ約束した後輩Hと飲みに行った。タクシーは初めての道を通った。話に聞いていたお堀が見えた。この国のイメージに近い古い木造建築物が並んでいた。Hは言葉は話せないというもののタクシーの運転手に指示を出していた。日本料理店が並ぶ地域の外れにある焼き鳥屋に行った。もう驚かないが、日本の焼き鳥屋となんら変わらなかった。こないだの同期もそうだったが、ここの人たちの関心は、うちらがなぜ来たのかと、この工場がどうなるのか、の2点だった。「海外でも金さえもらえれば我慢できるが、昨年から海外赴任手当てがなくなり150万円の減収になった」、無駄だと思われるプロジェクトはたくさん走ってるのに、最前線の人の賃下げは平気でやるんだな。そういうのじゃなかったのに。
 Hに連れられて足つぼマッサージに行った。マッサージ自体、日本でも行ったことがなかった。ドアを開けると店内は薄暗かった。受付のかわいい女の子がなにやら言ったが、Hは冷静に「足」とだけ言った。奥のスペースに案内されるとおじさんの店員が現れた。そこには一人がけのソファーが4つ並び、奥にHが座り、その横に私が座った。Hにはおじさんが、私には女の子がついた。足の方にはもう一つ足を置く台があり、女の子がお湯の入ったバケツを持ってきて、ソファーと足台の間に置いた。まず、女の子に背を向け足台の方に座り、足をお湯につけた。女の子は肩から背中にかけてマッサージし始めた。筋肉かスジか血管かわからないところをコリコリと揉まれた。意外と力が強かった。次にソファーに座り直し、足を拭いてもらった。足になにかのオイルを塗られた。足つぼマッサージ開始。女の子は指の第二関節を曲げて、土踏まずの部分をぐりぐりやり始めた。痛かった。女の子が「イタイ?」と片言の日本語で言うので、通じるかどうかわからないが「大丈夫」と答えた。確かに痛かったが、テレビで見たことあるほどの悶絶ではなかった。そのあとは各指を揉まれたり。とても時間をかけて丁寧に揉まれた。薄暗い部屋の天井を見ながら、ここって外国なんだよなと思った。足つぼマッサージは70分で1260円。気持ちいいというよりはちょっと痛い。ちょっと痛いのが気持ちいいのか?全身もあるので、またやってみたい。ネタ的に面白かったのでみんなに教えよう。
 タクシーで帰った。Hに促され、初めて助手席に座り、ホテルの名前を言ってみた。「ハア?」と聞き返されたので、怯まずにもう一度言ってみた。通じなかった。ホテル自体を知らなかったようで。ホテルの下のコンビニで「午後の紅茶」と水を買って別れた。