びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/12/19(土)「旅行1」

 春日井−多治見−美濃太田−高山−猪谷−富山。18きっぷの旅。
 起床は8時。外が真っ白で驚いた。時刻表を調べると、楽しみにしていた高山本線は明るいうちに通り抜けできなさそうだった。早起きすればよかったと後悔したが、高山を観光しようと予定を変更した。
 高山本線は岐阜と富山を結んでいる。おそらくは険しい山の中を走っていることは容易に想像がついた。今まで手付かずなのは、楽しみにおいてたから。私は峡谷を行く電車が好きなのだ。
 凄い峡谷を期待したのだが、あまり狭くはなかったし、重要なとこは容赦なくトンネルで抜いていた。期待しすぎたのかもしれない。早起きすればよかったとずっと引きずってた。でも、内心は旅行を楽しんでいた。山は美しく雪化粧。日常から解放された気分だった。
 1500高山に到着。吹雪いていたので、とても観光どころではなかった。駅には観光客が溢れていた。特急が遅れているらしかった。それにしても凄い人である。宿を探す気も失せた。日は落ちるけど、富山で魚介類を楽しむことにした。
 途中で電車が止まった。運転士さんが外へ出て行った。戻ってきたとき帽子には雪が積もっていた。電車が動き出すと保線員の人たちがシャベルを持っていた。雪国は大変だ。猪谷駅は人気のない山の中にひっそりとたたずんでいた。広い構内は昔は貨物で賑わったのであろう。駅名票がほとんど埋もれるくらい雪が積もっていた。かつての神岡線の跡地も雪の下に隠れているのだろう。
 富山駅南口は雪が積もっていた。年季の入った路面電車も寒そうに走っていた。「東横イン」にチェックイン。お薦めの居酒屋へゴー。刺身の盛り合わせは旬のブリが脂がのってうまかった。店の人とは会話できなかったのが心残り。