びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/04/30(土)「旅行2」

 夜中はものすごい腹痛で難儀した。適当に起きたら0530。今日も名鉄乗り潰し。春日井―高蔵寺瀬戸市尾張瀬戸―栄町―新瀬戸―新豊田―猿投―知立―神宮前―中部国際空港太田川―河和―富貴―内海―神宮前―名古屋―犬山―新可児御嵩新可児―犬山―平安通―犬山―岐阜。
 愛知環状鉄道を経由したら30分待ちを食らった。早起きした意味がない。しかも、初乗り220円って高い。でも、高架で眺めが良かった。旅行してる感じになった。瀬戸市で下車。目の前に名鉄新瀬戸駅があった。
 名鉄瀬戸線尾張瀬戸から名古屋の中心の栄町を結んでいる。瀬戸線は他の名鉄線とは独立してるから、全くノーマークだった。複線電化。お客さんが多い。住宅地の中を進んでいった。駅間が短かった。昨日とはどこか違って味のある路線。名古屋に近づくと高架になり地下になった。表情豊かだ。瀬戸線は古くから瀬戸市名古屋を結ぶ幹線なのだろう。そういえば、昨日の豊川稲荷、岡崎、吉良吉田、碧南、豊田も乗り変えなしで、直接名古屋に出られるようになっている。JRに比べたら便利なんだろうな。
 再び愛知環状鉄道。トンネルに入ろうとした際に違和感を感じた。単線なのに断面がでかい。驚くべきことに複線分の用地が確保されていた。延々と複線用の敷地に片側だけバラスト。なんて無駄なんだ。香ばしすぎる。前回は気づかなかったが、今回は大興奮だった。リニモに行くかどうか迷ってパスした。次回、地下鉄を乗り潰すときに行こう。新豊田駅で降りると名鉄豊田市駅に連絡してた。滋賀時代よりも前に一度来たことを思い出した。
 豊田市駅から昨日諦めた猿投に向かった。わざわざ時間をかけて来た割には、あっという間に終点で特に何もなかった。猿投の先も最近廃止された区間で、ずっと線路が伸びてそうだった。
 名古屋本線の神宮前からは知多半島に行く路線が複数伸びていた。まずは中部国際空港を結んでいる常滑線に乗った。この区間は複線で幹線のようだった。空港にアクセスする唯一の路線であるためか多くの家族連れのお客さんが乗っていた。南端の常滑を過ぎると、高架は高度を上げ競艇場を見下ろしながら海を渡った。海を渡るシーンはこないだの関空と似て豪快だった。空港にアクセスする駅はどこもきれい。帰りに常滑競艇場で有名な巨大な招き猫が見えた。
 常滑線の途中の太田川から知多線が分岐している。半田や武豊を経由して河和を結んでいる。JR武豊線も似たようなところを走っているが、あちらは非電化でこちらは電化の複線。河和からはバスで知多半島の先っぽに行けて、さらにフェリーで鳥羽まで行ける。今度来るときはゆっくりと観光したいなあ。
 河和から2つ戻ったところに富貴駅があり、そこから知多新線が伸びている。これは30年前にできた路線で比較的新しい。私が生まれてから出来た路線はそんなにない。今までの名鉄のぬるい景色が一変して山の中になった。単線と思いきや、トンネルが愛環線と同じだった。終点内海から折り返してじっと観察。なんだこりゃ?全線複線の用地が確保されている。しかも、複線にする理由がわからないくらい山の中。名鉄何を血迷ったか?名古屋はこんなんばかりか?
 神宮前に戻ってたった一駅分岐している築港線に行こうとしたら衝撃の2時間待ちだったので諦めた。どうやら和田岬線鶴見線のようなポジションらしい。
 名古屋から名古屋本線に別れを告げ犬山に向かった。犬山線は完全に幹線であり、犬山からは広見線小牧線各務原線が分岐していた。
 犬山から広見線御嵩に向かった。新可児で系統が分断されていた。しかも、スイッチバック。驚いた。まるで養老鉄道新可児から御嵩は田舎路線。ここは自動改札もない。ローカルムード満載だけど、廃止されるかもしれないなあ。
 犬山から小牧線小牧線は名古屋の中心に向かい地下鉄と接続している。小牧原駅で突然巨大な高架の残骸が現れた。通称ピーチライン。ニュータウンを結んでいたが、すぐに廃止になってしまった幻の路線。ここだったのか。なぜ建築されてなぜ放棄されたのか。正確な場所すらよくわからなかった。マニアの話題にもほとんど上がらない異質の物件。まだ新しい構造物が道路の中央分離帯に沿って伸びていた。我が地元の大阪モノレールを思い出した。こんなに大規模だったのか。これはひどすぎる。この景色はずっと私の脳裏に残るだろう。それにしても、名古屋って豪快に無駄なことしてるなあ。
 三度犬山。各務原線は岐阜までを結んでいる。特に新鵜沼からはJR高山本線に沿っている。犬山の隣の犬山遊園駅でモノレールの廃線らしき高架が撤去されていた。全く知らなかった物件。WIKIで調べるとこれまた香ばしく。廃止はなんと2008年。私が乗り鉄やってから廃止されてるじゃん!名鉄沿線何が出てくるかわからない!
 18時すぎに岐阜に到着。名鉄の旅は終了。結構乗り残したので、また今度。明日からは関西私鉄乗り潰し。京都に移動するのがベストだけど、この町に泊まってみたかった。3年前に出張で来たとき古めかしい町だと思った。名物も思い浮かばず、そんなに期待してなかった。まずは宿探し。手頃なのがない。さすが県庁所在地。うろうろしてると飲み屋街に出た。すごい。妙に活気がある。どこも楽しそう。宿はダメ元でGETした「東横イン」。カウンターの年輩の女性が親切に飲み屋をレクチャーしてくれた。今までで一番親切かも。あの大分のフロントさんを思い出したよ。「たぐり屋」、飛騨の名物である鶏ちゃんの店。4月にできたばかり。こじんまりとしてるけど、実に居心地がいい。そして、鶏ちゃんうまい!かかってる有線が私が就職してからの懐メロで珍しいからなかなかヒット。TKが中心で。