びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/12/20(日)「旅行2」

 富山−高岡−氷見−高岡−城端−高岡−直江津−越後湯沢−高崎−上野−神田−東京−千葉みなと。
 起床は6時。冬にはちょうどいい時間。富山最終は13時だった。そこまでは遊んでいられる。北陸は4日間のフリーきっぷがあるのでわざと残しておいた。今回は我慢できずに下見といったところ。さて、どこに一番行きたいか。
 氷見線は海のすぐそばを通る路線。あまり全国的には有名ではなかったが、18きっぷのポスターに使用されて知名度がアップした。氷見は藤子不二雄の故郷でもあり、電車には「忍者ハットリくん」がフューチャーされていた。能町、伏木とうちの業界でお馴染みの地名でお約束の工場があったり。その先にはお目当ての海岸が広がっていた。降雪のせいでどんよりと曇った空、もやのかかった海上、モノトーンの景色。車窓の下を覗き込むと海だった。天気が違えば絶景らしい。またいずれ来てみたい。
 城端線はほとんど話題に上らないない路線。やはりうちの業界で有名な二塚の工場を見ながら、砺波平野を南へ向かった。見渡す限りの水田が見渡す限り雪に覆われていた。静かな白銀の世界はとても幻想的だった。終点の城端には、有名なアニメ製作会社があるそうで。
 ダイヤが乱れていたので早めに帰ることにした。直江津から信越本線に乗ろうとしたら運休で、強制的にほくほく線へ。何もない山の中を走ってるから、高い山と広い雪原の組み合わせは美しかった。越後湯沢から上越線に乗ろうと思ったら全面運休。新幹線に乗らざるえず、3400円の出費。18きっぷ1回分より高い。新幹線に乗るんだったら富山でもう少し遊べばよかった。
 今回の旅行は成果は中途半端だったけど、旅行に出れたことだけで満足した。大雪を経験して、普段と違うものを体験、美しいものに触れると心が洗われるようだった。不調に終わった高山本線については、また次の機会に楽しめばいいかなと思う。残りの路線もいずれはじっくりと味わいたい。