びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/09/26(土)「旅行」

 初めてツーデーパスを使用。18きっぷの移動範囲限定で2日連続使用。これで5000円は悪くない。使用可能エリアに泊まってまで行きたいところがないので、関東近辺を潰すことにした。
 西千葉−千葉−成田−鹿島神宮−水戸−勝田−阿字ヶ浦−那珂湊−勝田−水戸−上菅谷−常陸太田−上菅谷−郡山−水戸−上野−東京−千葉みなと。初めての西千葉駅スタートは0445。完徹したので眠くて仕方なかった。成田まで寝てたし、成田の30分の待ち時間も寝てた。携帯で目覚ましセット。半袖のチョイスが間違い。水泳用に持っていた1枚のタオルにしがみついてた。
 佐原と鹿島神宮を結ぶのが鹿島線。短い路線ではあるが、霞ヶ浦と北浦を渡る豪快さ。鹿島線の終着駅は正式には鹿島神宮駅ではなく、もう一つ北にある鹿島サッカースタジアム駅。ここは臨時駅であり、JRの車両が乗りいれることはない。鹿島神宮駅から先の水戸までは鹿島臨海鉄道が走っている。因みに、私の乗り潰しは、第三セクターを含めてJR絡みの全線を狙っている。鹿島臨海鉄道はJR絡みの第三セクター。ここはツーデーパスでは無料になる。さて、鹿島神宮駅には印象的な赤い車両が2両編成で停まっていた。走り始めてすぐに鹿島スタジアムが近づいてきた。民家も見えるし、臨時駅じゃなくてもいいんじゃないかと思えた。海沿いだけど、海は見えなかった。遠くに鹿島コンビナートの煙突が見えただけだった。
 勝田から阿字ヶ浦まではひたちなか海浜鉄道。2年前までは茨城交通という路線だったが、経営難で地元の第三セクターに切り替わった。こういう地方私鉄には味があるので、大いに期待するところである。勝田駅のホームはJRと併設になっていて、既にここからひなびた感じがしてナイス。フリー乗車券は800円。これはお徳。事前調べでは色々な車両を所有しているとのことだが、来たのは1両編成のオリジナル。沿線は田んぼの広がってほのぼのとした雰囲気。ただし、線形が悪くカーブが多かった。珍しい車両は那珂湊駅に集合してた。27分で終点阿字ヶ浦駅。周りには何もなさそうだったので、那珂湊駅に引き返した。那珂湊駅は沿線最大の駅であり、本社や車庫のある場所だった。とても味のある駅舎に味のある駅員さんが改札をしてた。ボランティアのおじさんが周辺情報をいろいろ教えてくれた。それを頼りに、魚市場へ。1000開店と同時に「市場寿司」。大振りのネタに驚いた。そして、とてもおいしかった。私は那珂湊のことは全く知らなかったのだが、こないだの5連休ではとても多くの人で賑わっていたらしい。那珂湊からの車両はこないだ来たばかりの三木鉄道からの払い下げだった。これが兵庫を走っていたと思うと不思議な感じがした。行きよりもお客さんは多かった。東北のローカル線と比べれば、こっちの方が民家もある。
 水戸から郡山までは水郡線。途中、常陸太田に向かう支線がある。この路線は山の中を走るということで期待してた。そこそこお客さんは乗っていた。常陸大宮を越えてから山間部に突入。山は険しくはないが、何度も久慈川を渡ったり。久慈川には鮎釣りの人がちらほら。期待したほど山という感じではなかったのだが、全線を通じてのんびりした路線だった。
 郡山から東北本線で帰ろうと思ったら、接続が一つ手前の安積永盛だった。失敗して1時間待ち。悔しいので1647の水郡線で戻った。寝不足でアップアップなのにこれはいけなかった。なんせ水戸まで4時間。1時間くらいは景色を見ていたが、真っ暗になってからは退屈もいいところだった。寮にたどりついたのは2430、明日もあるのにここまでして乗り潰すのはさすがにやりすぎだと思った。