びーの独り言

どこいくの?どっか。

2013/09/16(月)祝「南九州3」

 起きたら7時45分だった。さすがにぐっすり眠れたようだった。テレビをつけたら、豊橋付近に台風18号が上陸したと。暴風雨を伴う強烈な台風のようだ。飛行機飛ぶのか?ネットで調べまくると、往復割引なので、キャンセルできなさそうorz。窓口に電話しても繋がらんorz。飛行機めっさ不便!!!仕方なく宮崎空港に向かうことにした。
 特急「きりしま」を選択。時刻表を見てると、露骨に特急に誘導しようとしてて嫌悪感が。わざわざ普通どうしの接続をずらして都市間の移動を不便にしてる。また、鹿児島中央都城の間で、特急と普通の差がわずか10分、もともと特急になってないじゃん。
 鹿児島中央駅の「とんかつ大山」に入った。ヤバいくらいうまかった。黒豚は鹿児島のどこで食べてもうまそうだ。じゃあどうして東京ではうまくないのだろう?
 1147特急「きりしま」で鹿児島中央駅を出発。特急「きりしま」は元「リレーつばめ」の車両787系。天井の高い重厚なデザインがかっこいい!内装もシックで落ち着いていて超クール!これも水戸岡鋭治氏デザイン。水戸岡氏にはいつもデザインの力を見せつけられる。
 宮崎空港に到着したのは14時半。17時ちょうどの羽田行きは生きていたから、私の乗る1930も生きているはず。ここにいたって、何もできることがない。チキン南蛮を食べに宮崎駅に移動することにした。
 ネットで店を探すと、昨年の夏にホテルのフロントで聞いたように、チキン南蛮はどこで食べてもおいしいらしかった。でも、居酒屋が開く17時までは1時間待つ必要が。すると駅の中に居酒屋「炎の舞らくい」。まだランチメニューだったけど、名物を集めたほろ酔いセットにひかれた。この何気ないと思ったセットが凄かった。一口サイズの宮崎名物6品に生ビール1杯でなんと1200円!めっさテンションが上がった。私はこれからの時代、一口サイズがはやると思ってる。おいしいものをいっぱい楽しみたいよね。17時からは「粋仙」。店に入った瞬間にカウンターのおやじとバイトの声かけ。瞬時にいい店だと思った。やはりカウンタートークが充実。チキン南蛮のハーフサイズも嬉しかった。確かに素材がいいから、どこで食べても同じかも。飲み過ぎないように抑えるのに必死だった。旅の最後にこの店で良かった。
 1930の飛行機は90分ディレイとなった。トイレが心配なくせに飲んでお腹いっぱい。ずっと下っ腹が痛かったが、何も出ない展開。出したいが、乗るときは止まってほしい。そして、搭乗時間が近づくとますます増す痛み。下した決断は我慢。搭乗の際は、下を向き苦悶の表情。席に座ったときに不安は頂点に。でも、思い出した。ここは窓際だった。動いてしまえば、そっちに気がいく。実際にその通りだった。滑走路に点灯する光はとてもきれいだった。離陸すると、宮崎市街の灯りが徐々に遠ざかった。雲の上は真っ暗。高度を下げ始めると、複雑な海岸線が見えてきた。どこかわからなかったが、房総半島ぽく。するとアクアラインと海ほたる。暗闇の中には色々なものが光っていた。こんなきれいな景色を見ることができて贅沢だと思った。
 羽田空港到着は2240だった。千葉みなと到着は2430。今回の旅をまとめると、望む望まないに関わらず、新しい経験がいくつもあった。まだまだ知らないことはたくさんあるんだなあと思った。最近では珍しく、すっかり日常を忘れていた。これも充実していた証拠だろう。今いろんなところに行きたいという欲求が湧いてきている。だから今回はとてもいい旅だんだろう。