びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/03/15(日)「帰省②」

 18きっぷで帰る気力も湧いてこず、惰眠をむさぼった。いつものことなのだが、親父が騒ぐ声で起こされた。狭い家だから仕方ないのだが、自分の実家なのにすこぶる居心地が悪い。昼食を食べてたら「お母さんが色々声かけてるけど、今回の1件くらいしかないんや。」と言われた。遂に不良債権になってしまった。でも、もう大阪でやるつもりはないから。
 そのまま帰るのもアレだったので、tamayanに連絡したら、夕方に会えることになった。時間つぶしに茨木のたこ焼き屋に行った。2年ぶりくらいかな。商店街は心持活気がなかった。やたらとたこ焼き屋が増えてて驚いた。水嶋書店を通り過ぎ、右手の路地を覗き込むと、奥に赤い提灯。おじさんもおばちゃんも健在だった。いつもの「なんにしまひょ」とは言われなかったが、ここだけは高校の頃と変わらない。昼食を食べたばかりなのに20個440円を注文。不思議なことに記憶の中の味と違うような気がした。ソースがやたら甘くなってて、たこ焼き自体もパリッとしてたのが、柔らかくなっていた。私が変わったのか味が進化しているのか?お愛想してもらってたら、おじさんにそっくりな若者が白衣を着てた。もしかして息子さんが跡を継ぐのか。
 梅田に移動して「紀伊国屋」で文庫本を入手。15時くらいにtamayanと合流して、喫茶店でだべった。17時から東通の居酒屋に移動して飲んだ。「近鉄電車、笑わせるな。お前はっきり言ったろか?面倒臭いって思ってるやろ。それが滲み出るんやって。」、勝手知ったる仲とはこういうのだろう。核心部分を的確に指摘された。ま、一目ぼれなんてこんな年になってありえないし、不安やとまどいを隠し通せるくらいならとっくにどうにかなってるよ。何のドラマもストーリーもなくていきなり会うんだもん。どうしようもなく不幸な自分がいたら救いを求めるかもしれないけど、幸いにもそういう状況ではないし云々。あっというまに20時になった。
 20時40分頃の新幹線に乗り、寮に着いたのは午前様だった。良くも悪くもいい薬だった。