びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/01/02(金)休「旅行⑦」

 この旅行で一番キツイ日程となった。倉敷−福山−府中−三次−石見川本−江津−出雲市−新見。
 倉敷0634発。クロスシートの車両がしょぼくて窓から冷気が漂ってきた。福山からは福塩線。車両が同じで寒かった。通路側に移動したら寝てしまった。気がつけば府中。福塩線は府中までは電化されており、それより北は非電化だ。いきなり期待が膨らむような山の中へ。線路は川に沿っていた。河佐駅を過ぎて長いトンネルに突入。トンネルを出ると一面真っ白。「国境のトンネルを越えるとそこは雪国」だった。人家は途切れそうで途切れなかった。名前の由来にもなっている終点塩町はなんもないホームだけの無人駅。電車は塩町を過ぎて三次へ。三次は盆地にある大きな町。
 今回の旅行で一番の目的は山陰本線の完乗ではなく、実は中国山地の閑散路線の完乗であり、三江線はメインディッシュの一つだった。三江線は三次と江津を結んでいる。口羽と浜原の間が1975年開通した比較的新しい路線。線形がグネグネしてるために陰陽連絡線としては機能していない。大赤字であるが、代替交通機関がないために存続している。本数が少なくて、昼間に走っているのは三次発1002だけ。1両で20人くらいいた。結構いる印象。三次を出た電車は川沿いをずっと進んだ。おそらくこれは江の川福塩線も景色は美しかったが、レベルが全く違った。すばらしい。全体的に雪化粧しているためなおさらだった。険しい山がそのまま川に落ち込んでいて、線路は崖を切り開くように敷設されていた。線路は忠実に川をトレースしている代わりにカーブだらけでスピードは上がらなかった。。口羽を過ぎるとトンネルだらけになりスピードが上がった。この区間は最近の開通だからだろう。石見川本駅で2時間待ち。道路には雪が積もっていて歩くのに苦労した。昼食を取ろうと思ったら、山奥の田舎だし正月の2日だから何も手に入らなかった。車窓はなんと江津まで変わらなかった。江の川って平地が少なすぎ。
 出雲市から岡山行きに乗車。夜のうちに新見まで移動。2137新見到着。ビジネスホテル「コーエー」。少し小雨が降っていたが、走りにいった。田舎だけあって少し走ったら真っ暗になった。