びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/06/27(金)「悪夢」

 管理職になった。私は管理職という役割を演じなければならない。昨日の私は今日の私ではない。昨日と今日では役割が違う。会社の犬だろうが猫だろうが石にかじりついてでも役割を演じなければならない。会社での私は、私の名前を借りた、私の顔を借りた、別人格である。会社での私はプライベートの私ではない。
 御用組合だったけど、一応心の支えにはなっていた。それともおさらば。労働基本法も管理者には適応されない。こき使われても文句は言えない。自分の裁量でコントロールできるとは名ばかり。みなし管理職だ。マクドナルドの店長が裁判に持ち込んで勝った。サビ残もなくなってきてるみたいだし、最近労基頑張ってるな。 
 杓子定規に権利ばかり主張してたら、組織はなりたたない。組織を支えるのは法律を越えた使命感である。管理職は部下を導いていかなければいけない。最大の成果を上げるには信頼関係を築きお互いに協力することである。けれど、現実はとてもきれいだとは言えない。マスコミを賑わす問題の数々。騙すか騙されるかの戦い。自分の身は自分で守ろう。
 今日は株主総会だった。Fさんがビラをくれた。本社の前である組合が配ってたらしい。なんというタイミングか。「党生活者」で配ってたビラはきっとこんなんだったろう。会社で見てるとマジでヤバイ気がした。隠して後で捨てた。
 夕方、Kプロの代わりに報告会に出た。ブログには書いてこなかったが、滋賀のNo.2がトップだった。完全に滋賀と離れたわけではないのである。全然絡みたくなかった。そして、当初のイヤな予感そのままに、あいかわらずのパワハラぶりに抵抗することもできず、厳しい納期の仕事を言いつけられた。その納期はアンタの都合だけだろ?
 おかげでずっと忘れていた頭痛が復活した。後頭部が白くなって、考えが回らなくなる。頭に血が昇っているのだろう。仕事量とか質とかの問題ではなく、滋賀時代を連想させるだけで、身体が反射的に反応してしまうのだ。結局、会社とプライベートを分離しようと思っても、感情がコントロールできない。この先の会社人生、いつもこうなるようでは大いに不安である。一度どこかで見てももらう方がいいかも。
 あっさり辞めるのも手だなと思う自分がいた。ただ、不条理に耐えることができなければ、どこに行っても同じかもしれない。耐えがたきを耐えるのか?感情にまかせるのか?