びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/06/28(土)「観戦」

 西武ドームのロッテVS西武。MBS氏のルートからバックネット裏ボックス席を手に入れた。これまで2人で何度も行ってるが、バックネット裏は初めて。個人的には同期Fと東京ドームのバックネット裏で観戦したことがあり、その際の印象はピッチャーの球筋がよく見えて最高だった。ロッテファンであるOさんと友人さんと見る予定だった。
 12時に西武球場前集合だった。MBS氏と合流。先にオムライスを買ってもらった。いつもの球場入り口ではなく、左手の坂道を上がると、バックネット裏に専用入り口、下り階段の向こうにはフィールドが広がっていた。バックネット裏は4人がけのボックスシートに。少し大きめのふかふかしたシート、普通の席と比べたらめっちゃ贅沢。「普通に買うと1万円ですよ」、ブルジョア気分を満喫。係りのお姉さんが席まで注文をとりにきてくれた。ビールを注文。オムライスを食べながらビール。最高!
 西武ドームはグルメが充実している。ただボックス席からは店が遠く。2人で焼き串を買いに行った。行列に並んでいるとMBS氏が2人を迎えに行くことに。1人で並んでいると、バックネット裏方向からどこかで見た顔が・・・石井一投手だ。もう一人誰か、周りの人が「涌井だ」と言っている。なんと西武のエース2人に遭遇!プロ野球選手を至近距離で見たのは初めてだ(マリンのウィングフィールズもあるけど)。でかいしムキムキ。一般人ではないムキムキさ。重そう。アスリート系には見えない。特別な人種。でも、売店で何かを買ってる石井投手を見て、誰かが「ただのおっさん」と言っていた。
 席に戻るとOさんと友人のTさんが来ていた。Tさんは野球観戦が初めて。Oさんがロッテのユニを渡していた。4人のうち一人だけユニを着てない私。レフトスタンドには大勢のロッテファン。真っ黒に染まっていた。ライトスタンドは西武ファンで真っ青。周りは静かで騒げそうな雰囲気ではなかった。
 14時ゲーム開始。ロッテ先発はサブマリン渡辺俊介投手、バックネット裏で変化球ピッチャーが見れるとはラッキー。西武先発は2年目の岸投手、池面で有名。こちらもスライダーが絶品。今日の西武は西鉄時代の復刻版ユニだった。試合は5回表に4番里崎捕手の満塁ホームラン。そこで勝負アリ。元々騒げそうな席ではないので、あとは飲んでしゃべって。あまり試合に集中してなかったり。ロッテが11−3で快勝。
 楽勝なのと、騒いでなかったので、あっさりしてた。帰ろうかなと思ったら、「年間予約席の方にはグラウンドウォークがあります」とアナウンス。思いもよらなかったことに、グラウンドに降りれることになった。前々からグラウンドに降りてみたかった。あのグラウンドからの景色はどうなっているのだろうかといつも気になっていた。階段を降りる途中では興奮がMAXに。両手で口を覆い目は涙目。子供の頃からの憧れや夢が詰まったグラウンドがすぐそこ。グラウンドへの記念すべき第一歩は緑の人工芝、足の裏にふわっとした感触。視界に飛び込むグラウンド、いつもの視点より低い。子供のようにはしゃいだ。滅多にないこと。素晴らしい時間。かなわないと思っていた夢がかなった瞬間。
 マウンドの傾斜を確かめる。このマウンドにさっきまで渡辺俊介投手がいたんだ。プレートのバッター寄りには軸足の穴、もっとホーム寄りには前足の穴が開いていた。投げるまねをしてみる。自然とサブマリン。歩幅が広い。写メの自分は、おもったよりかっこよくなかったw。2塁ベースにもスライディング。頭の中では盗塁王福本選手のイメージ。足からいかな怪我すんでみたいな。おっさんには危なくておっかなびっくり。簡単そうに見えて技術がいるんだな。ズボンが汚れるなんて構うもんか!フェンスのラバーにもぶつかってみたり。思いのほか硬い。まともにぶつかったら怪我しそう。たまにホームランボールをキャッチする選手がいたけど、上るのはほぼ不可能。イチロー選手のこと思い出したのは私だけではないはず。18時10分、夢のような時間は30分で終了した。バックスクリーンから退場。
 4人でイクスピアリの「プラネットハリウッド」。25%割引ということで。イクスピアリは2回目かな。誰かに誘われない限りまずいかないw。ひたすらビールを飲んで、おつまみを食べて、いろいろしゃべったりして、楽しいときを過ごした。グラウンドに降りれた興奮を引きずって、こんなに楽しかったのは久々。気がついたら23時になっていた。
 今日はグラウンドに降りれたのに尽きる。OさんとTさんと話せたのもよかった。もちろん言うまでもなくMBS氏の神プロデュースあってのこと。野球道は奥が深い。