びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/09/15(土)「35km」

 MBのUさんから「皇居7周35km走りませんか」とのお誘いがあり、35kmをなんとも思わない勇気ある人たちが結集した。っって、フル走ったことない人が大半なんですが。35kmだよ?サンジュウゴ!4時間歩くのもたいへんだし、4時間立っとけと言われてもどうか。そらものすごい葛藤があった。結局、迷うなら行ってみようと。千倉ハーフの調整にしてはやり杉。怪我しそうで大変怖かった。
 16時皇居。2日前の筋肉痛が残っていた。こうなるのわかっていたのにどうしてあんなことやっちゃったんだろ。35kmは無理かな。最低20kmいければいいかな。いや、やっぱやるって決めたから35kmでしょ。いろいろと葛藤。
 昨年のつくばマラソンの経験が役に立ちそうだった。飛ばすつもりはなし。キロ7分でいければ。1周目、みなは前に出るので最後尾に残されてしまったが、これが生きるための私の選択だ。
 1周を終えて皆が休憩をとってる間も走った。そのうちに追い抜かれるわけで。みんな誰かとしゃべってたわけだが、私はマイペース。4周目にさすがに喉が渇いてきたので、国立劇場自動販売機でアミノサプリを買った。うまかった。この後、1周ごとにアミノサプリを飲むとは(ry。
 5周目に入ると20kmを越えて普段練習しない領域。この辺りになると心のリミッターを解除するのが目的になる。きっと本番で「あのとき練習したじゃない」なんて思いながら走るのだろう。上半身と下半身が分離した状態。腹筋と背筋で足を運ぶモード。普段の筋トレは少し効果あったんじゃないだろうか。
 誰かがいるから走れるみたいなところがある。途中で止めたらかっこ悪いし、本番はもっと長いし。それでも、6周終了した時点で止めようとマジで思った。これ以上やることに意味があるのか。けど、わかっていた。やろうと思ったら最後までやるだけだ。この練習はそういう弱い心を駆逐するためにしているのだ。
 35キロを走りきったとき、特に達成感とか特別な感情はなかった。力を出したので空っぽに近かった。少し考えるのが面倒だった。けど、太ももに強烈な筋肉痛が出ているわけではなく。ここからの7kmが本当の勝負所なんだろうな。ふらふらでストレッチ。これがつらい。
 やってみたらなんとかなるもんだ。できない言い訳を考えるより、どうやったらできるかを考えることが大切。みんながそれぞれ自分と戦っている。人ができることは自分にもできるはずだ。ここをうまくクリアできたので、本番に向けて凄い自信になった。
 飲んで楽しく騒いだ。みんな元気だなあ。こんなに疲れていては洗脳されそうだw。きっと一番楽しいんだ。