びーの独り言

どこいくの?どっか。

2006/06/11(日)「夢の島②」

 みんなが帰った夜中は、24時間リレー本来の姿を見せはじめる。賑やかさが消えて寂しい感じか。今年の夜のエースは昨年に酒飲んでほとんど走らなかったIクンだったが、約束の時間になっても現われず。なんとかやってきたIクンは1時から12周も走ってくれた。
 それを継いで私は2時から8周。だんだんと足が動かなくなるが、20kmなら走れるはずだと言い聞かせる。同じ1.28kmの周回コース、飽きるね全くw。58分45秒。
 7時からの8周はいつものアレ。腰が落ち体力不足を露呈。何度も変わりたかった。ここまでして走る理由はなんだろうか。周りの走ってる人の背中見ると病気の集団に見えなくもない。イヤ、私よりもっと辛い人もきっといて、そしてなにかを克服しようとがんばってるはずなのだ。昨年と同じ周回(24周)はこなすと決めていた。昨年できたものは今年もできるはずだ!辛かったが耐えた。この1年のこと考えると本当につらいことってこんなんじゃないはずだし、なんのために事前練習してきたのかって思ったわけで。辛いときに耐えてナンボなのである。やらなきゃいけないときはやるだけなのだ!62分XX秒。
 終わったらテントで眠っていた。気がつけば、激しい雨が降ったりで世界はどろどろになっていた。理想のコンディションってありえないもんだな。それでもみんなは走り続ける。あらゆる状況にも負けない強い心で走り続ける。
 今回のエンディングはあっけなかった。過去2回のやっと終わったという感じではなくて、もう終わりなのかって感じだった。それは、このまま遊んでおきたいなって思ってたからなのかもしれない。走る苦しさよりも現実に帰りたくない気持ちの方が大きかったね。
 最後のオチはIクンがリュックと携帯を残して行方不明になったことだった。自宅に帰ってスーツでどっか逝ったと?ネタ?そのおかげで時間が稼げたのか外国帰りのGが合流。bumbってとこで15時までだべってた。
 みんなと別れ、nissyと「どさんこ」で飲んだ。う〜、さすがにビールが滲みる。途中で眠くなってしまってうつらうつら。17時おひらき。新幹線で爆睡。アッというまに滋賀。
 今年の夢の島は夢のようだった。もう昔には戻れないわけではなくて、戻れることがわかって嬉しかった。きっとよき友人に囲まれるのが素晴らしい人生なんだろうな。そういう意味じゃ幸せな人生なのかもしれない。みなさまお疲れ様でした。1年後にまた走りましょう。