びーの独り言

どこいくの?どっか。

2007/08/13(月)「独り言」

 小さい頃から教えられた倫理観というのがあって、正しいことをしなさいとか目上を敬いなさいとかあったわけだけど、「菊と刀」を読んで以来、それって正しいのかなって思うようになってきた。それは目上にとって都合のいいシステムにすぎないのでは?為政者というのは自分が楽をできるシステムを作り上げるものだ。歴史さえ本当に起きたことかどうか怪しい。大体、小学生で教えてる倫理観と大人になって感じる正解が違うのはおかしくないだろうか?
 唯一マスコミが政府を監視しているように思ったが、世論を誘導してるようなとこがあって、チェック機能を果たしているなんてとても怪しいものだ。特定の団体とかの利益のために動いているような気もするよ。言葉がなんとでも解釈できるのなら全く信用できないよな。
 最近、生活の隅々まで金儲けの対象になっていて、ちょっとしたことなら何らかの道具が売られているし、子供相手に高額商品を売る商売も成り立っている。とても便利になった反面、いろんな社会問題を生み出している。大人がやってることをそのまま子供がやっているというか。気がついたら多重債務者というのも他人事ではない。たまたまどこかに渦電流が起きて自分が巻き込まれたらアッという間だよ。
 停滞することは悪であるという経済原理からいうとそろそろ限界も見えてきているのかもしれない。それは環境という制約が出てきたから。経済なんて貨幣を回してナンボ、モノなんて作れば作る方がいいって考えだし。私なんて製造業に勤めてて、本当にこんなに製品が必要か疑問に思う。環境に優しいってうたってるとこ多いけど、実際は稼働率を上げろって効率重視だもんな。今のまま、必要以上にモノを作っていたら、いずれすぐに枯渇しちゃうだろう。けど、人間一度甘い汁をすすってしまうとその味を忘れられないんだよ。モノが不足している状況ってもはや考えにくいもんな。
 なにかしら誘惑の多い世の中だ。誰かが誘ったからってそれは言い訳にはならない。起きたことに関しては全て自己責任さ。実際に起きていることだけが本当のことである。自分で見たもの以外は信じてはいけない。新しいことをどんどん経験していこう。