びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/10/14(土)「会津西街道」

 道の駅湧水の郷しおや。6時に明るくて起きてトイレに行くも、二度寝して7時半に起きた。朝食後、昨日のブログを修正して、8時に出発。
 こないだ日光には行った。今回は鬼怒川温泉を経由して会津西街道で会津若松へ抜ける予定だった。会津西街道は宇都宮時代に3回ほど通ったことがあった。当時はなんとも思わなかったが、全国旅行するようになってから実はいいところではないかと思うようになった。もちろん思い出補正も入ってるだろう。もう一度どんなところか行ってみたくなった。
 11時に五十里湖のそば屋に寄りたかったが、ちょっと時間が早すぎた。なるべくゆっくり行くことにした。鬼怒川温泉で給油。鬼怒川温泉はスルーした。一瞬川沿いの崖の上にホテルが建ってるのが見えた。宇都宮時代に既に凋落が激しいと言われていて、廃墟となったホテルが問題となっていた。今はどうなんだろうか?
 8時半、龍王峡。いつも気になっていたが、来たことがあるかがいまいちわからなかった。こんな山奥に龍王峡駅という看板があった。駅でもないのに駅を名乗るところあるよなと思ったら、本当に駅があったので驚いた。野岩鉄道だった。忘れてたわ。誰がこんなとこまで電車で来るんだろう?龍王峡の歩道を歩いた。泳いでるおかげで足取りはとても軽かった。木々の隙間から渓谷が見えた。途中で虹見の滝や竪琴の滝があった。日光もそうだけど、滝が多いんだよな。川には虹見の橋が架かっていた。橋の上からは渓谷が遠くまで見渡せた。エメラルドグリーンの川面と切り立った崖がとても美しかった。因みにどれも記憶にはなかったので、初めて来たんだと思う。
 920、出発。途中でハンターマウンテンとの分岐が出てきた。ハンターマウンテンは塩原のスキー場なので方向が違った。行ってはいけないと思ったのに、なぜかこの先ハンターマウンテンの看板が?
 9時半、太閤下ろしの滝。大きな看板があり、凄いのかと思って寄ってみた。2段の滝。名前が派手なだけで由来もわからなかった。長年放置されてるような場所だった。
 会津西街道に戻って、山の奥へ。川治温泉があった。ここはいつもスルー。川治ダムがあったが、それもスルー。
 950、五十里ダム。ここには宇都宮時代に一度来たことがあった。名前の由来は江戸から50里離れていること。江戸時代に山体崩壊により自然ダムができ、それが崩壊して下流に大災害をもたらした。その場所にダムを作った。建設当初は日本最大だった。ここにはわくわくダムダム資料室があった。時間潰しにはちょうどよかった。ダムカードもゲット。この辺りには山ほどダムがあった。そういうのを巡ってみるのもいいかもしれない。
 1035、出発。充分に時間を潰したので、そば屋を目指した。そば屋のあった道は旧道になっていた。旧道はそば屋までしか通じてなかった。路面のアスファルトはボコボコだった。20年以上前はこんなボコボコ道を走っていたのか?
 1040、湖畔亭。ここでは山菜そばを食べたことがあり、とてもおいしかったのを覚えている。その後、麻雀をしてる時にハタピーが「あそこのそばはおいしい」と言ったので、それ以来もう一度行きたいと思っていた。無慈悲な臨時休業orz。想定内。その証拠に少し早く現地入りしてる。店の横でおばちゃんが作業してたけど、後から来た車は追い返されていた。少なくとも2台いた。ここは今でも人気があるみたいだな。また来ればいいさ。
 1050、出発。会津西街道は遅い車がいると渋滞することを思い出した。20年以上前と状況は変わっていなかった。
 1120、道の駅たじま。渋滞から逃げてトイレ休憩。多くの人で賑わっていた。九頭竜湖や小谷みたいに他に何もないからなあ。近くのそば屋を狙うことにした。この辺りは先週の木曽谷みたいにそば屋しかなかった。
 1140、「おり田」。おばあさんとおじいさんがやっていた。いかにも地元のお店。開店10分にも関わらず、3つのテーブルの2つは埋まっていた。きのこおろしせいろ大盛。そばは香りがあり、汁はそばに負けていた。しかし、大根おろを使うとピリッ辛でなかなかよかった。きのこは味はなかった。せいろにしたのがよくなかったかも?
 12時、出発。せっかくなので今まで行ったことないところに寄り道することにした。
 1210、奥会津博物館。私は会津が気に入ってる。名前にひかれた。ここは民俗博物館でいろいろな道具が展示されていた。企画展示で「奥会津の縄文展」をやっていた。これは近隣の町7箇所同時開催だった。私に来いと言ってるのか?今読んでる縄文土器の本に載っている形式が出てきた。なかなか種類が多くて覚えられないけど、こうやって実物を見ていれば覚えられるかな?常設展示の方はたくさんの道具があったものの、量がすごいだけで特にどうとかはなかった。休みなのに貸し切り状態だった。そういうことなんだろう。
 1310、出発。田島にある郡役所に行くことにした。郡役所は江差の檜山爾志以来だった。田島は意外と大きい町だった。
 1325、旧南会津郡役所。明治の洋館だった。函館公会堂ほどは大きくはないが、そういう感じの造りだった。受付のおばさんが建物について説明してくれた。驚いたのは曳家したことだった。中庭があるのにそんなことできるのか?各部屋には展示があった。ここは元々は奥会津博物館として使用されていた。なかなか見ごたえがあった。
 14時、出発。会津西街道を北上した。野岩鉄道会津鉄道に変わっており、架線柱がなくなっていた。今は東武会津若松まで乗り入れてなかったと思うので、その記憶と合致してるか?
 1420、塔のへつり。2013/4/28に会津鉄道で訪れていた。別に寄り道するほどのところではないが、とりあえず寄ってみた。崖に自然の道ができていた。別にこういうとこは他にもあったし、特段ここだけ珍しいとは思えなかった。その割には人が多くて。帰りに車を停めたお店で玉こんにゃく2本を買った。駐車料金300円だが、店で買い物をすると駐車料金が無料になるシステム。玉こんにゃくは300円だった。こんにゃくってカロリーないからつい食べてしまう。
 1445、出発。会津鉄道がちょうど塔のへつり駅にやってきた。10年前の私はあのホームから電車に乗ったんだよなあ。2、3人が乗り込んで行った。
 15時、大内宿。ここも2013/4/28に訪れていた。湯野上温泉駅からバスに乗ったことを覚えている。前回とても驚いた。そして、今回もまた驚かされた。ここは宿場町なのだが、江戸時代の風景がそのまま残っていた。地面は土のままだし、整然と並ぶ茅葺き屋根。ヤバすぎた。私に強烈な印象を残した大内宿は城で言えば姫路城的な存在で要は圧倒的であった。もし宿場町ランキングがあるなら優勝だろう。最初から細かく見るつもりもなく、街道の端っこにある神社に上って、そこから写真を撮った。ここからは宿場町を一望できた。
 16時、出発。会津若松駅を目指した。
 1650、喜多方ラーメン来夢若松駅前店。いつも寄ってる。ここに来た最初はおいしいと思ったが、今ではそうは思っていない。喜多方ラーメン坂内に通い過ぎたからなあw。でも、最近も寄ったし完全に定番になっていた。名前が好き。喜多方チャーシュー麺大盛。少し醤油がきつかった。
 17時半、出発。近くの温水プールを目指した。
 1750、会津若松市コミュニティプール。プールは中1日。2時間820円。25mプール。受付のお姉さんの訛りが会津に来たことを実感させた。クロール9往復。トイレ。クロール9往復。10分休憩。クロール22往復を連続で。プラスして2往復。2100m。
 20時、出発。近くの道の駅を目指した。辺りは真っ暗でどこを走ってるのかさっぱりわからなかった。ずっとハイビームだった。明日は朝ラーなのに、いつもの癖で朝食を買おうとローソンに寄り道した。コーラを買った。
 2035、道の駅喜多の郷。たくさんの車が停まっていた。みんな明日は朝ラーかもしれない?