びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/07/28(金)「受診」

 便潜血の対策をせねばならなかった。消化器内科は、新浦安は遠いので諦めて、豊洲に行くことにした。電話すると「今日診察したら、明日検査できますよ」と言われた。数日間考えたのがウソのように敷居は低く、急展開だった。消化器だから、時間との勝負なのだろうか?
 定時で上がって、消化器内科に向かった。いつも通ってる道から外れた。高層マンションが並んでいて、おしゃれな町並みだった。こんなところがあるのかと驚いた。消化器内科はマンションの1階にあった。
 きれいな待合室には誰もいなかった。誰もいないと大丈夫かなと思ってしまう。受付の女性から問診票をもらって記入した。「明日検査予約しますけど」と言われた。どういう段取りかわからないのだが?「1020に予約取ります」と言われた。早い方がいいか。すぐに診察室に案内された。
 女性のキリッとした若い眼鏡をかけた看護師さんが机の椅子に座っていた。横にはベッドがあり、いかにもお尻に入れそうな、透明プラスチック製のコーン型をした治具が置いてあった。キリッとした看護師さんからは問診票の内容について質問された。「検査の5時間前から洗浄剤を飲んでもらいます。受付で検査の注意事項聞きませんでしたか?」と言われた。そんなのは初めて聞いた。そういえば、ネットの書き込みで「受付の態度が悪い」と書かれていたなあ。
 先生がやってきた。検査のリスクについての説明があった。この検査は入院中にやっていたので、内容はわかっていた。ポリープがあったらその場で切るらしかった。それから、場合によっては生検するかもしれないとのこと。
 出血は痔の影響かもしれないので、痔の検査をした。やはりか。この検査をするのは初めてだった。パンツを降ろしてベッドの上にお尻を突き出すようにして横に寝た。肛門にぬるっとしたものが塗られた。「はあっとため息をつくように息を吐いて下さい」、すると指が入ってきた。少し痛かった。ため息でマシになってるようには思わなかった。指が抜けた後、同じようにして治具が入ってきた。これまた指の時と同じ感じ感覚だった。
 「右前が内痔核ですね」と言われた。痔と言われたのは初めてだった。なんとなくはそう思っていたが、やっぱりか。机の前のモニターには肛門の絵が映し出されていた。先生は右前の所に丸を書き込んだ。そして、肛門の断面図を見せながら「内痔核はここの部分だから見えないんですが、人によっては飛び出して来ることもあります」と言った。酷かったら手術するんだろうな。痔があるということは大腸がんではない可能性も出たきた。そうなると、あまり深刻ではないかも?けれど、明日の検査が免除されるわけではないだろう。「出血は痔の可能性もありますが、明日腸の検査をして確認します」。そりゃそうだな。
 診察の後は、またキリッとした看護師さんから、検査までの注意事項が説明された。晩ご飯は消化のいいものを21時までに食べること。寝る前に薬を水に溶かして飲むこと。朝は5時から少しずつ洗浄剤を飲むこと。トイレに5回以上行って、便に何も混ざってないことを確認すること。なんかいろいろあった。検査後もややこしかった。1日は車を運転しない。2~3日は消化のいいものを食べる、風呂はシャワーだけにする。2週間は飛行機に乗らない、旅行に行かない。少し盆休みにかかっていたが、気にしないことにした。
 晩ご飯には、素麺と鮭のおにぎりを買った。素麺にはネギや生姜は入れなかった。鮭のおにぎりを一口食べてから、海苔はダメなのではということに気づいた。そっからは海苔を外して食べた。
 なんか大イベントになってしまった。明日はどうなるのだろうか?