びーの独り言

どこいくの?どっか。

日本の神々と神社

 滋賀の時に買ったと思う。どうしても神社のことがわからなかったので、勉強したかった。3回読んだ。
 最初の章では神社の種類が説明されていた。伊勢神宮から始まり、稲荷、八幡、天神、日吉、春日、上賀茂、住吉・・・。祀られてる神様が違うことは理解できた。
 次の章では神様の詳細を説明していた。ここのエピソードは古事記日本書紀に則ったものであり、第一章よりは面白かった。よくここまでまとめたなという印象。相変わらず神様の名前が難しすぎて頭に入ってこないがorz。
 最後は民間の神の紹介。道祖神や田んぼの神様とか竈の神様とか。こっちの神様の方が身近で面白そうだった。おそらくとても深い。
 神社に対する理解は深まったが、それでもなおもやっとしたところが残った。それは日本書紀や神社の成立がもやっとしているからだろう。日本書紀では権力者の都合のいいように歴史を歪曲している部分もあるだろうし、全国に散りばめられた神様を無理矢理血縁関係にしたように思える。そういうのが違和感としてどうしても出てくるんだよな。
 この本を読んでから実際に神社に行って祀られてる神様の名前を見ても相変わらずピンと来なかった。結局、神社に書かれてる縁起が弱いんだよな。摂社や末社にも神様が祀られたりするけど、そこに全然ストーリーがないというか。祀られてるのが菅原道真ならわかりやすいんだけど。
 もう少し神社を掘り下げたいけど、他に知りたいことがあるから後回しかな?