起床は710。冬だから寺は避けたかったのだが、他に行きたいところはなかった。大徳寺の塔頭が特別公開してたので、行くことにした。特別公開という言葉に弱い。
9時前に出発。外は昨日と違って暖かかった。これだったら寺でもいいかも？四条烏丸バス停903発金閣寺行きで大徳寺前下車。9時半、大徳寺は2回目。前回は黄梅院の庭に感動した。
940、聚光院(じゅこういん)。特別公開。2000円。高い！瑠璃光院に並ぶ最高額！ここには国宝があるようだった。これは見なければ。予約がいるが、空きがあった。
20人のツアー。もしかして、お茶の人たち？方丈に入ると、茶色の苔で覆われた庭が現れた。いきなり凄かった。説明してくれる女性はまるでアナウンサーのように声がよくて内容もわかりやすかった。さすが2000円。
方丈の部屋の襖絵はすべて国宝だった。狩野松栄、狩野永徳親子の障壁画。普段は京都国立博物館に預けているが、今は里帰りしてるとのこと。障壁画は規模が大きくただただ圧巻だった。これは2000円の価値があると思った。
茶室「閑隠席」「枡床席」は重要文化財。これは千利休の好みによるもので、お茶に武士道を導入し、無駄なものをとことん省いて、わびさびの世界を作り上げた。大徳寺は茶の湯発祥の地で他にもたくさんの茶室があるようだった。
千住博による書院障壁画「滝」があった。青をバックに白い滝。どこかで見たことあるようなと思い、後で調べたら金剛峯寺にもあった。
945、芳春院。京の冬の旅の特別公開。庭はスタンダードな枯山水。作庭は足立美術館と同じ中根金作。襖絵は日本画家の竹内浩一。知らない。裏に銀閣のような建物があった。呑湖閣。琵琶湖を飲み込むという意味らしい。四閣の一つとのこと(金閣、銀閣、西本願寺の飛雲閣)。
1115、芳春院盆栽庭園。盆栽をまじまじと見るのは初めてだった。まさしく小宇宙。こんなに興味がわくとは思わなかった。
1145、三玄院。京の冬の旅の特別公開。方丈庭はスタンダードな枯山水。白砂がやけに白くて鮮やかだった。方丈の襖には江戸時代の原在中による春夏秋冬が描かれていた。原在中は有名な絵を真似たんだとか。八方睨みの虎が有名らしかった。これはどこから見ても虎が睨んでるように見えるとのこと。
1210、総見院。京の冬の旅特別公開。学生バイトが受付をしていた。方丈で説明してたのも学生バイト。織田信長坐像が有名らしかったが、知らんかった。ここにも茶室。それから織田信長公の墓があった。えっ？
京の冬の旅のスタンプを3つ集めたのでお茶とお菓子がいただきにいった。店は2つあり、互いに向かい合っていた。どちらも凄い行列だった。12時半、一文字和舗。20分以上並んで、ようやく赤じゅうたん席に案内された。すぐに急須が出てきてお茶の温かさが嬉しかった。ここの名物はあぶり餅と言った。小さい餅が竹串に刺さっているものが5本。これで半人前らしかった。たれは白味噌を僅かに甘くしたようで、味はあまりしなかった。名物にうま(ry。
13時、今宮神社。あぶり餅屋の隣にあった。なにやら大きそう。でも、相変わらず神社ってよくわからないなあ。
今宮神社前バス停から上賀茂神社行きに乗ろうとしたら、30分待っても来るはずのバスが来なかった。痺れを切らして、元のバス停に戻った。お腹が減ってたけど、いい店がないので我慢した。大徳寺前から下鴨神社前へ。
1410、下鴨神社。でかかった。大いに期待してたけど、本殿前の門はガラス張り・・・。500円払って、裏の方にある台所を拝観した。台所だけど重要文化財だった。この頃になるとお腹ペコペコで説明文も頭に入ってこなかった。拝観券ではあと2箇所資料館に行けたが、腹が減るのを我慢できなかった。
15時、出町柳駅のロッテリア。ここでラインでミープルから呼び出されてることに気づいた。今日は祝日でイナさんが休みだった。まだ2箇所資料館が残っていたし、今晩はAさんから電話がかかってくる予定だった。しかし、ちょっと神社はもうお腹いっぱいだった。それにAさんもそんなに早くに電話しないだろう。
1540、出町柳駅から京阪電車で三条駅へ。徒歩でミープル。
イナさんが「アグリコラ」の15周年記念バージョンを手に入れたとのこと。早速、Mさんと3人でプレイ。アグリコラを再開してから、カード選びが悪くて、さらに増築が遅くて、やられてばかりいる。そして今日もまたそういう感じとなったorz。
「ごいた」をやった。本当に久しぶりだった。すっかりルールを忘れていた。
19時に撤収した。歩いて四条烏丸の東横インに戻った。Aさんからのメールを待ったけど、一向に来なかった。20時半にこちらから出してみたけど、反応がなかった。確か昨日の話だと20時以降はスマホ見ないと言ってたから今日はダメかもなあ。もしかしてこっちからかけなきゃいけなかったのか？これは盛大にやらかしたかも(泣)。これは辛い。
