昨日、ミープルにいる時に不在着信があることに気づいた。Kさんからだった。Kさんにはずっと電話してたのに、繋がらなかった。それなのに・・・。夜遅かったので留守電に伝言を残した。
今晩、Kさんから電話がかかってきた。電話を取ると、聞こえてきたのは奥さんの声だった。Kさんは9月に亡くなったとのことだった。奥さんはいつも明るかったけど、今日は無理に明るく努めているように思えた。土曜日にご自宅に伺うことにした。
Kさんは私と同じ年だった。高齢者が多い入院患者の中で、気を許せる数少ない友人だった。Kさんには、ユーモアがあり、優しさがあり、芯の強さがあった。自分と同い年なだけにショックである。
入院中に仲良くなったIさんもTさんもKさんもいなくなってしまった。まさか自分だけが生き残るとは。私にできることは、一日一生の精神で毎日を精一杯生きることである。
