びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/03/18(金)「四国出張」

 出張最終日。社長になったカリスマへの報告があったようだ。昼飯で行った定食屋で取締役のKさんと工場長さんが同じテーブルに座ってきた。「さっきNさんが炎上してたで」と言われた。いつも炎上してるのではと思ったが、もっと炎上したということだろうか?研究所に戻るとSさんが尖閣から帰ってきていた。「Nさんは余計なこと言うからアカンのや」と言った。何があったのか尋ねると、実験を根本的に否定されたらしい。確かにNさんは自分の受け持ちをやらずにSさんの受け持ちの実験をやっていた。Sさんの仕事が失敗したときのバックアップだった。「もしSさんの仕事がこけたら・・・」とまるでこけて欲しそうな言い方をしていた。そこまでは展開としてはありそうな話だから仕方ないが、「なんでお前がそっちの仕事をやっているんだ」の問いに対し「元の仕事もやってます」と言ったのが火に油を注いだらしい。「データがあるならすぐに報告に来いよ?明日時間作ってやるから報告に来るか?お前ら三連休があると思うなよ」。Sさんは「いつもあれで怒られるんだよ。はいはい言っとけばいいんだよ」と言った。私もその通りだと思った。三連休なんて最初からなかったのだろう。黙ってNさんの指示についてきた部下の人たちがかわいそうだった。完全にブラック企業だった。
 帰る前に大学の件について、どこまで進んで何をやらなければいけないかをY所長に説明した。不毛な報告だったが、やらないともっと不毛になる。大学訪問までの実務をどちらが担当するかが懸案事項だったが、そこは先送りになった。四国にやって欲しいが、Mにはまったく期待できなかった。大学に行くのは私だし、自分で準備せざるえない。どうにも分が悪かった。また再来週に行くことになるかもしれない。
 今回の出張はなんだかんだ予定をこなすことができた。ただし遊びで行ってるのではないのだから行かないとどうなるのかわからないのは勘弁して欲しかった。また予想通り大学の件ははっきりしなかった。やる気がないなら最初から挙げないで欲しかった。指示系統としてボードメンバーがクソなのはわかるけど、間に入る管理職も報告のための資料作りしかしてない。先月データを調べる目的で四国に行ったとき、公になったデータしか見せてもらえなかった。でも、現場の若い連中に聞くと感じてる問題点がずれていた。打ち合わせばっかりやってる割には問題が把握できてない。夜遅くまで残ったって、技術的な目標設定ができてないからいつまでたってもゴールにたどりつかないんだよ。最初から実質意味のない出張だと思ってる。問題を解決するのは四国だ。所詮間接的に絡むことしかできない。出張は単なるパフォーマンス。そして個人的に興味を持ったところを見ているだけ。いつまでネタが続くことやら。四国サイドはなるべく私を出張させようとしているようにも見える。私を四国に引きずりこみたいのかもしれないが、ブラック企業には絶対に行かないから。何かを利用することばかり考えてないで、自分の足で立ち上がれよ。