びーの独り言

どこいくの?どっか。

台湾に残る日本鉄道遺産

 日本全国を回るのも飽きていた。尖閣に行けたのだから、台湾なら余裕ではないか?そもそも日本の鉄道だったともみなすことができる。交通新聞社のこの本に手が伸びたのは自然なことだった。
 台湾では第二次世界大戦後、国民党の統治により日本時代の物は否定されていた。90年代に入ると、李登輝総統により民主化が進められ、日本時代の物は客観的に見直されるようになった。鉄道に関しても、日本以上に鉄道趣味が盛り上がっているらしい。いすみ鉄道社長の鳥塚さんもブログにもそう書かれている。
 この本では製糖鉄道、森林鉄道、日本統治時代に立てられた駅舎、駅スタンプなどを紹介している。最初地名がわからないのでとても読みにくかった。でも、2回目読んだときには、貴重な情報が満載だと感じた。
 ちょうどいすみ鉄道が主催する「台湾鉄道三昧の旅」があり、この本に掲載されている場所にも行っていた。3泊4日でなんと8万円。沖縄の往復より安い(汗)。