びーの独り言

どこいくの?どっか。

「弱くても勝てます」

 「はい、泳げません」で面白かった高橋氏が、日本を代表する進学校開成高校野球部を取り上げている。ドラマにもなるらしく。
 「はい、泳げません」をさらに面白くした感じだった。監督や生徒の感覚がとにかく理屈っぽくて。突き詰めると哲学的に。でも、実際は作者の力量に負う部分が多いと思う。気付きの部分や視点の変えかたが絶妙。多分、普通の人から見たら、普通の高校生にしか見えないと思うんだけどなあ?
 2回読んだ。1回読むのに3日くらいかかった。高橋氏の著作はユーモアに溢れている。他のも読んでみたいなあ。