びーの独り言

どこいくの?どっか。

果つる底なき

果つる底なき (講談社文庫)

果つる底なき (講談社文庫)

 池井戸氏の9冊目。池井戸氏のデビュー作で、何かの賞ももらっている。海外出張に合わせて持って行った。
 池井戸氏は銀行に勤めていたことがあり、ほとんどの著作は銀行と絡んでいる。あとがきによれば、それまで本格的な銀行ミステリーはなかったとのこと。
 読んだのは行きの飛行機と帰りの飛行機とその次の日だった。若干読みにくいところはあるが、逆に初々しくて好感がもてたり。ストーリーの複雑さも今と遜色なく、早く先が読みたくなる感じだった。池井戸ファン必見の一冊。