今日は日本に帰る日だった。出発までは余裕があったが、いつもの5時に起きた。朝食はうどんにした。昨日来たSクンと話すと、ネットは日本経由がいいとのことだった。日本に帰ったら調べてみよう。部屋に戻って荷物をスーツケースに詰めた。時間が余ったのでブログを書いていた。
0915スーツケースを転がしながら部屋を出ると、スーツケースを転がしているSさんと遭遇した。Sさんがフロントでチェックアウトするのを見てチェックアウトした。泊まるときにクレジットカードの暗証番号を入れたはずなのに、また暗証番号を要求された。Sさんによれば、最初のは仮払いで、踏み倒し防止らしく。この国らしいや。
9時半に迎えに来たワゴン車で出発。外は結構雨が降っていた。ワゴンは行きとは違う道を走り、途中で教科書で有名な大河を渡った。Sさんによれば、視界が悪いときは通行止めになるとのこと。今日も視界は悪かったが、速度規制だけで助かった。ワゴン車は2時間かけて空港に到着した。
空港ではまずカウンターで発券しスーツケースを預けた。次に出国手続きのカードを書いた。その次に手荷物検査、みんなペットボトルを飲み干して捨てていた。私もかばんに新品のペットボトルを入れていたので、中身ごとゴミ箱に捨てた。次に出国審査、記入したカードとパスポートとチケットを見せた。ここでもカメラを見ろと言われた。次は、ポケットの物を全部かごに入れ、上着を脱いで金属探知機をくぐった。事前情報では必ずひっかかると聞いていたが、まさに全員がひっかかっていた。ひっかかった人は台の上に立たされて、職員に金属探知機の棒で全身を調べられていた。ひっかかった人が犯罪者みたいで惨めな感じがした。私もお約束通りひっかかった。台に立たされると金属探知機の棒で調べられた。ベルトのバックルと腕時計に反応したが、特になんともなかった。この手の検査ってひどく形式的にしか見えないんだが？やるなら徹底的にやれよな。
待合室ではMクンお薦めのピザ屋に行った。久々にまともな物を食べたような気がした。おみやげを買おうとしたら、やたら高かったので止めた。大体この国の物は何回ももらっているけど、根本的に口に合わない。だからと言って日本企業の現地語表記のお菓子を買ってもねえ。留守番の3人に対して、SさんとMクンもおみやげを買っている。日本でなんか買った方が喜ばれるのでは？
飛行機に乗る前はいつもの不安に襲われていたが、乗った後はひたすら小説を読んでいた。気流でガタガタ揺れるのが、現地のバスみたいだと思った。
羽田空港には日本人がたくさんいた。明らかにあか抜けているように見えた。文化レベルの違いを感じた。そのままSさんとMクンと飲んだ。いつもそういう感じらしく。Sさんに｢一番よかったことは｣と聞かれたので、｢あの国には仕事があること｣と答えた。
Mくんと2人で千葉みなとまで帰った。今回Mクンにはものすごくお世話になった。初めての海外だったけど、Mクンがいたおかげでほとんど不自由がなかった。とても恵まれてたなあ。
帰ってからコンビニにビールとあたりめを買いに行った。無性に食べたかった。なんだかんだ食に関しては抑圧されてたんだな。
初めての海外はあらゆるものが刺激的だった。国内に飽きていたので、とてもいいタイミングだったと思う。まだまだいろんな経験をしてレベルアップしていきたいな。おいしい出張だった。
