びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/04/20(日)休出「尖閣8」

 今日も休出だった。今朝はおにぎりではなく、うどんを食べた。癖もなく普通に食べれた。バスは空いていた。いつもと違うコースを通ったが、ブログを書いていた。
 今日は午前中で終わる予定だった。Tさんが2つの機械の使い方を教えてくれた。Mクンは本業の方の機械の使い方を教えてくれた。SさんはうちらがTさんの方に引きずりこまれるのじゃないかと心配していた。私も引きずりこまれたくはないが、自分のためにマスターしたいんだよなあ。
 ホテルに戻ったのは12時半だった。Mクンと町をぶらぶらすることにした。まずは韓国系ショッピングセンター。欧州系ショッピングセンターとよく似ていた。電化製品や生活雑貨は日本と値段は変わらなかった。安いのは食料品だけかな。
 大きい通りから1本中に入った路地の商店街に行った。こないだ現地の人に連れていってもらったときのカオスな景色が広がっていた。道は汚いし、瓦礫が落ちてるし、車やバイクはばんばん通るし、犬がうろついてるし。
 歩いていると、昨日タクシーで通ったときに見かけた濠に突き当たった。濠沿いは公園になっており、中を歩いてみた。公園には多くの人たちがいた。散策をしたり、釣りをしたり、トランプをしたり。昨日見た昔の建築物もあった。突き当たりは寺になってたので入ってみた。門はいかにもという造りで朱色に塗られていた。境内はお香の煙とにおいに満ちていた。左の方にお香を焚いているところがあり、一般の人が棒のようなものに火をつけようとしていた。まっすぐ進むと本尊があった。なんとか廊となっていたので孔子を祀ってるのかもしれない。左右の回廊には像が何体も飾られており、番号がふられた説明書きが貼られていた。ストーリー仕立てになっているのはわかったが、内容はまったくわからなかった。
 公園をあとにし、ホテルに帰ろうと歩いていると、空き地があった。この国には瓦礫が放置された空き地がたくさんある。場所がたくさんあるから片付けないのだろうか?空き地には傾いた木の電柱が何本か立っていた。そのうち1本の電柱を2人の男がスコップで掘り起こしていた。原始的すぎる。
 大通りからそれて、面白そうな感じの路地に入ると、再びカオスな感じになった。市場があったので入ってみた。つーんと生臭い臭い。野菜、肉、魚などが売られていた。日本の市場と変わらない雰囲気だった。路地を先に進むと、前方から制服を着た3人組が歩いてきた。やっさんに「制服の奴に目をつけられたら捕まるぞ」と言われていたので、緊張が走った。パスポートを携帯してなかったので職務質問されたらゲームオーバーだ。現世では何事もなくやりすごした。すごくホッとした。もっと細い路地に入ろうとしたら、痩せた犬が2匹うろうろしていた。咬まれてゲームオーバーになりたくないので引き返した。
 再び大通りに出て、ホテル方面に向かっていると、大きそうな商店街があった。今までの商店街は一次元的に店が並んでいたが、ここは二次元的に広がっていた。専門店街のような感じだった。
 また大通りに出た。寄り道ばかりしてたので、ホテルが遠くなっていた。現在地はホテルと同じ通りだということは予想がついていたので、タクシーではなく、バスに挑戦してみた。バスには系統に応じて番号がふられていた。どの通りを通るかの表示があったので、ちゃんと選ぶことができた。バスは前から乗った。金属製の箱に20円を入れると、ガラガラガンと箱に落ちた。シートが日本と違いプラスチック製だった。降りるときはブザーを押せばよかった。なんら日本と変わらなかった。欧州系ショッピングセンターの交差点で降りた。
 また横道にそれた。やっぱりカオスな雰囲気だった。相変わらず大通りとのギャップが凄かった。さらに横道にそれてみた。3人くらいしか歩けない路地の両側に屋台が並んでいた。レベルが一つ上がったような感じだった。バケツの中にザリガニや蛙が入って売られていた。ここにも市場があった。さっきと同じ感じだった。一区画に一つ市場があるのかもしれない。
 そのままMクンと飲みに行った。日本料理店が集まってるところの鉄板焼屋。Tさんのおすすめでこっちに来てから2回挑戦してどちらも満員で入れなかった。飲み放題にしたのは失敗だった。完全に割り勘負けした。味もたいしたことなかった。Mクンからはこれからの本業について教えてもらった。今まで聞いてなかった深い話が聞けてよかった。Mクンは先行きをとても心配してたが、やることをやるだけだな。タクシーで帰った。