びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/11/10(土)「神戸1」

 先週結婚式をした尼崎の後輩Sのとこに行った。JR尼崎に12時、車で迎えにきてくれた。社宅にお邪魔すると奥さんは出かけて不在だった。気を使わずに済む反面、ちょっと残念。思いがけずドライブすることになった。
 まずはランチ、阪神尼崎の「一平」。通算3回目。客が多くて、マスターには声をかけられなかった。ランチは夜よりお得感がありおいしかった。
 そのまま高速に乗って姫路へ。姫路にはかつてモノレールが走っていた。1966年に開業して、1974年に休止、営業期間はわずか8年。子供の頃、新幹線から廃線跡が見えた。強烈なインパクトだった。終点手柄山駅にはモノレールが保管されており、昨年から一般公開が始まっていた。駐車場からエレベーターを上がると、手柄山駅の外観が現れた。レンガ調になっていて、楕円を半分に切った穴が空いていた。モノレールはそこに滑りこんでいた。駅に入ると、車両が停まっていた。じーんと来た。幻の車両が現代に甦ったわけである。前後の線路はなく、二度と走ることはないが、今にも走りそうなくらい保存状態はよかった。よく残っていたよなあ、というかほったらかしだったんだろうな。なぜ今頃になって公開されたのだろうか?観光資源として見直されたのだろうか、と思っていたら、どうやら建設した当時の市長の息子が今の市長なのである。汚名をはらしたいということか?
 姫路モノレールには大将軍という中間駅があった。JRか山陽電鉄からも見ることができるのだが、この駅はマンションの3階部分をすべてぶち抜いている。それだけでもここ以外では見ることのできない異様な光景なのだが、マンションは現役で駅だけは廃駅である。こんな垂涎ものの物件が残っているなんて。後輩Sも面白がっていた。
 姫路モノレールを際立たせるのは橋脚跡である。黒く汚れたコンクリート。一部は落下するとまずいので撤去されているが、今でも半分くらいが残っている。哀愁が漂いまくり。心の奥の何かを刺激する。時間は否応なしに流れ、人々の夢も希望も飲むこむ。時間の前ではなんと人間の営みなんて小さくて儚いものか。
 今回カメラを持ってきてなかったのが残念。今度は歩いて密度濃く探索したい。姫路には国宝姫路城もあるし、また来るだろう。
 夜は三宮で大学友人Fと飲んだ。そのままメイドバーへ。ゆきさんの姉のゆりさんが入っていた。しょこたんみたいでかわいらしかった。楽しい?お金ほどは。つきあいだよな。しゃべるのは面倒なのだが、練習だと思うことに。カラオケ歌いまくりの3時間。新曲発表会みたいなもん。
 西北のネカフェへ。身体が伸ばせないのがいまさらながら気になった。三宮でもっといい店を探すべきなんかな?