びーの独り言

どこいくの?どっか。

相手に「伝わる」話し方

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

 池上さんの10冊目。昨日紹介した講談社現代新書3部作のうちの第2弾に当たる。昨日の勢いのまま2日で読んだ。
 池上さんがNHKに記者として入社してから「週刊こどもニュース」のお父さん役になるまでの経歴が書かれており、それにしたがって求められてきたテクニックが記載されている。テクニカルな内容は既出であんまりだったが、他の本を読むより先にこの本を読めばよかったのかもしれない。経歴の部分が生き生きと描かれているため自伝みたいでとても面白かった。
 昨日の本もそうだったが、本の題名と中身が違うような気がする。経歴の話が半分以上占めているのに、ハウツー物みたいな題名にするのはどうなのか?おそらく講談社の編集が悪いのだろう。講談社現代新書には満足してたのだが、池上さんの本はうまくいってないようだ。