びーの独り言

どこいくの?どっか。

2010/09/03(金)年休「旅行7」

 「ひとつぶの麦」の朝食は0730だった。雨が降っていた。どこに行こうか迷っていた。宿を出たのはぎりぎりの0950だった。
 当初の予定では網走に泊まって石北本線を攻める予定だった。3年前に通ったことはあるが、ほとんど眠ってしまい印象になかった。印象にないのだから乗ってないのも同然である。そのことがずっと心残りだった。でも、今日網走でやりたいこともなかった。また、今夜はとほ宿は利用できなかった。石北本線の便が早朝なのと、網走のとほ宿は駅から8km離れているためだ。そんなに石北本線に何かあるかというとほとんど話題に上らなかったりする。それよりは池田「ワインの国」に戻りたかった。かなり強烈にもう一度行きたかった。池田に戻ろうと思ったら、釧路行きは2時間待ちだったので、おとなしく網走行きに乗り込んだ。「ワインの国」はこのままいいイメージのまま残しておこう。それよりはきちんと石北本線を乗って心残りを確実にクリアするべきだ。
 摩周―網走―北見。網走には過去3回行ってたので、北見に行くことにした。13時に到着。「東横イン」をゲット。昼食はB級グルメの塩やきそばにした。やきそばが名物とは知らなかった。それもそのはずどうやら3年前から北見の産物を利用した料理ということで開発されたようだ。感想はただの塩やきそば、インパクトが全くない。地の物を使えば名物になると思っているのが間違い。さらにやきそばでは各素材の良さを消してしまっている。名物とは昔からその地方に伝わる変わった味がいいのだ。まずくても印象に残る味が名物だ。おいしいところでは、富士宮やきそば八戸せんべい汁津山ホルモンうどん。まずいところでは新宮めはりずし、富良野ラベンダーソフト。根室エスカロップや芽室コーンチャーハンでもいい。どれもオリジナルな特徴がある。どうせなら有名なハッカを全面に押し出してハッカやきそばみたいにすべきで。やきそば屋でずっとまんがを読んでいた。雨が降っていてなんにもする気が起こらなかった。
 「東横イン」でも手持ち無沙汰だった。テレビを見ながら早く飲みたいと思っていた。フロントに聞いて焼肉にした。これも知らなかったけど、焼肉が名物らしい。「四条ホルモン」へ行った。完全にはずした。なんのへんてつもない普通の焼肉。ダメだ、この町。町起こしがへたすぎる。どうせたまたま焼肉屋が多かっただけだろう。不愉快。旅行者の話題に上らないだけある。何もないのなら無理矢理看板を挙げなきゃいいのに。それから、今度から旅行中の焼肉は禁止。肉なんか名物でもなんでもない。これが大きな成果だ。