- 作者: 横山明彦
- 出版社/メーカー: 日本電気協会新聞部
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 新書
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M会用の情報収集で買った。三省堂の店頭に並んでいた。2回目を読もうとしたら、私の担当は電気自動車になったので、前回と前々回の割り込みになった。
この本は東大の教授が書いている。スマートグリッドについて易しくしかも詳細にさらに最新情報が書かれており、入門書としても中級書としても通用する内容になっている。
スマートグリッドは欧州、米国、日本で目的が異なる。日本の場合はあんまり切実ではなく、政策で無理矢理太陽光発電を導入するのでやらざるえない状況である。しかし、全て蓄電池の開発が落としどころにされていて、なんだか怪しい未来像である。物理と違い化学はやってみなきゃわからない世界、計画経済で進んでる世の中なのに未だに錬金術。そこに賭けていいのか、日本の未来?スマートグリッドは雇用創出のために無理矢理やっている。GEの進出は軍事目的。世の中は理想で動くのではなく経済原理、誰が料金負担してまで協力するだろうか?