びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/09/22(火)祝「旅行④」

 旅行4日目。宇都宮のKさんとこでゆっくりと寝た。8時半ごろに起こされて、朝食をご馳走になった。車で駅まで送ってもらって別れた。それから、東北本線に乗りながらルートセッティング。宇都宮−黒磯−郡山−福島−飯坂温泉−福島−槻木−名取−仙台空港−長町−富沢−泉中央−仙台。これは、明朝のイベントのためである。
 福島から福島交通。以前からずっと気になっていた。福島交通は存続が危ぶまれている。早く乗っておかなければと思っていた。それに終点の飯坂温泉とはなんぞや。有名らしいけど、私は全然知らなかった。JR福島駅の端に福島交通阿武隈急行のホームが併設されていた。福島交通は2両編成。お客さんは40人くらい。一昔前の規格。いい味出しまくり。まるで銚子電鉄叡山電車。狭い線路をがたごとゆっくりと進んでいく。駅間も短い。横に道路が並行、そこの車より遅い。あちこちの駅で乗降があった。地元に愛されている証拠だ。終点、飯坂温泉は川沿いに展開する鬼怒川温泉水上温泉みたい。思い出にといくつかある共同浴場の中から一番近かった「導専の湯」に行った。湯船だけのシンプルな作り。200円。地元のおじいさんばかり。張り紙に「熱い」と書かれていたが、本当に熱かった。先にいたおじいさんは平気そうだった。お湯は44℃を越えていた。「ホースで埋めていいよ」と言われて、そうしていたら、後から来たおじいさんは刺青してたし、別のおじいさんに「出るんだったらホースどけていけ」と言われて「すみません」と謝った。
 阿武隈急行は福島と仙台の手前の槻木を結ぶ路線。この区間東北本線をバイパスする目的で計画された。この区間東北本線は藤田と貝田の間の見晴らしがよすぎるくらい山を登っている。それから、槻木から丸森が旧国鉄丸森線に相当し、かつては赤字で有名だった。福島を出発した車両はすでにそこそこのお客さんを乗せ、急行の名にふさわしくかっとばしかけたが、駅の数が多いからひっきりなしに停車した。比較的最近にできた路線なだけに少しもったいない気がした。この電車も乗降客が多かった。意外なことに、丸森から槻木間はトンネルがあって、山間部だけ先に開通させていたうように見えた。
 名取からは仙台空港鉄道。2年前にオープンしたばかりの路線。ここは仙台からJRが直通している。高架になっていて、見晴らしがよかった。わずか3駅、10分程度の旅。
 仙台の一つ手前の長町駅で地下鉄に乗り換えた。地下鉄を乗りつぶしても面白いのかどうか微妙だけど、きっといずれ気になるだろうと思って。南北に伸びる路線で、もしかしたらと思っていたら、両端は地上に出ていた。地下鉄というのはどこも活気がある。成績不振で廃止になった地下鉄って聞いたことがない。地下鉄とは大都市のステータスなのかもしれない。現在、東西線も建設中だとか。
 仙台で宿を探したが、「東横イン」にフラれ、他にも何軒かフラレた。少し歩いて一番街という繁華街に出た。牛タンが食べたかったが、それらしい店にはすごい行列ができていて、諦めざるえなかった。代わりに入った炉辺は、カウンターだったものの、会話が全くなく、牛タンも多分ハズレ。大都市というのはちゃんと調査しておかないと駄目だという教訓。さすがに軽くネカフェをゲット。そしてフラットシート。