びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/09/19(土)「旅行①」

 シルバーウィークと呼ばれる奇跡の5連休。北海道&東日本パスのお世話になって東北完全制覇するのだ、と意気込んでいたら、宇都宮のKさんから麻雀のお誘いがあったりして、中途半端というか変則的になってしまった。予定通りにいかないのも旅、とにかく犬も歩けば棒に当たる。旅に出るのだ。
 千葉みなと−東京−上野−高崎−水上−越後湯沢−直江津−長岡−東三条−弥彦−吉田−新潟。お馴染みになった0450千葉みなとの始発。1時間も寝てなかったので、眠くて仕方なかった。それでもルートセッティングをしてなかったので、時刻表とにらめっこ。新潟から攻めるのは初めてだったが、すんなりと上越線を抜けれることがわかった。高崎線上越線は寝まくった。
 越後湯沢からは北越急行北越急行は比較的新しい路線で元々国鉄の路線として計画された。この路線は60%がトンネルと聞いたことがある。最高160km/hだし、雪国だから線路の保守も楽だとのこと。関東方面から特急はくたかにて金沢方面に抜けるバイパスルートになっていて、第三セクターでは珍しく黒字。しかし、長野新幹線が金沢まで延伸されれば、存続すら危ぶまれている。実は北越急行には滋賀時代に仕事で乗ったことがあるが、夕方だったので記憶になかったり。今回、北海道&東日本パスでタダになるので乗ってみることにした。客車は2両、比較的新しい車両だが、トイレはないし、網棚も奥行きがなくて不便。網棚の横にボックスがあって、熱いから触るな、みたいなことが書いてあった。てっきり行き先表示灯だと思ったら、後でその理由がわかった。偶然に乗った快速「ゆめぞら」号は、全然知らなかったのだが、イベント列車だった。トンネルに入ると、車内が暗くなって、天井に癒し系の映像が映し出された。まるでプラネタリウム。先ほどのボックスはこの映写のためだった。トンネルばかりで面白くないだろうと思ってただけに、インパクトは強烈だった。
 東三条からは弥彦線。吉田で分断されてて、乗り換えた後に弥彦へ。弥彦は神社で有名。とてもこじんまりとして昔の雰囲気を残すいい町だった。弥彦神社まで15分ほど歩いて、参拝しておいた。時間的にロープーウェイまで行けなかったが、またいつか来るときのためにとっておこう。
 泊まりは新潟を選んだ。この休みは宿が取れない、と大学友人Sに聞いてたとおり、頼みの「東横イン」は満杯だった。そこのネットで他の宿を探してもどこもダメっぽく。ネカフェも遠いらしいし、サウナはスリが出るらしい。仕方なく当てもないまま空いてるとこを探すと、簡単にうらびれたホテル「シングルイン新潟」をGETでき、かなりホッとした。
 飲みは、ホテルから近い「とも家」にした。カウンター目当てだ。入店と同時に店長が満面の笑みで迎えてくれて、この瞬間に成功を確信した。ここはオープンして3ヶ月のお店、32歳の店長と25歳のはるちゃんが切り盛りしてる。とにかく類を見ないくらいフレンドリー。いろんなことを話した。途中からは若い3人組のお客さんも加わって大盛り上がり。なぜかお客さんがビデオカメラを持っていたので、理由を聞いてみると、友人の誕生日メッセージを撮るのだそうだ。急遽、出てみないかと誘われて、友情出演。「お前、誰?」みたいなシチュエーションが面白くて大爆笑。最後、また再会することを約束して握手で別れた。旅はこれだから面白い。