びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/07/17(木)「独り言」

 ふと気づいたのだが、上司というのはできる仕事はやるけど、できない仕事は下に投げるよなあ。安全とかコンプライアンスの指導とかわかりきってることは完璧にこなすけど、肝心要の開発の方はきちんとやってるとは思えない。何の確証もないのに強気にどんどん進めて、辻褄の合わなさそうなことだけこっちに回ってくる。けれど、早く帰れてるからいいのか。多少イヤなことがあっても仕方ないのか。そもそも会社の私は私ではない。あれはアイドルと同じように演技してる自分なのだ。
 セクハラは受けた本人がセクハラだと思えば成立する。パワハラも同じだと思う。でも、彼らの言い分は信用されない。一方、営業からの顧客情報は適当で腹立たしい。けれど、彼らの言うことは信用される。どちらも証拠があるわけではない。上層部にとって都合がいいかどうかなのだ。研究所だって、正しいやり方で実験した結果が信じられるわけではない。でっちあげても都合がよければOKだ。信じるか信じないかの問題だ。
 相手を信じさせることができるかどうか。仕事はこれが全てだ。いくら自分が調べても相手が動いてくれないとどうしようもない。いい物を作ってもお客さんがいい物だと思ってくれなければ買ってもらえない。相手の考えを変えようなんて、なんと恐しい。それは自分の考えを押し付けてるにすぎない。相手のためにやっていることは、自分の自己満足ではないのか。
 攻撃はたやすい。防御は難しい。ボタン一つでミサイルは撃てる。撃たれた方はいつどこに飛んでくるかわからない。一撃で死んでしまうかもしれない。そしたら反撃の機会すら奪われる。攻撃は最大の防御、諺はうまいこと言った。会社でも呼んでもないのに絡んでくる人がいる。彼は自分の用事を済ませたいだけなのだ。逃げることができればいいが、そうでないときはうまく右から左に受け流す方法を身につけないといけない。やるやる言ってやらない。
 アイドルは人に見られている。愛想よくしなければいけない。何を思おうが、ただ黙って笑ってればよい。意見を求められたときだけ口を開けばいい。意見すれば批判になる可能性がある。攻撃されると大変だ。敵は作らないに限る。アイドルは目立つから芸人の方がいいな。