びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/08/01(金)「独り言」

 今週、勤務表を1分単位でつけろというお達しが出た。どうやら労基に指摘されたようだ。コンプライアンス遵守が謳われる中、次は労務関係だな、と睨んでいたとおりの結果になった。それでふと気づいたのだが、今まで「勉強のために残るなら残業ではない」と言ってたような人たちが、手のひらを返したように「ちゃんとつけろ」の大合唱だ。笑ってしまうくらいの価値感の転換。昨日までの法律違反は問われないのかと聞きたい。こういうケース、滋賀だったら「過去のことはどうしようもないだろ。これからちゃんとすればいいじゃないか。」となる。実際、過去のことをあれこれ言ってもどうしようもない。けど、過失を装って、謝罪はない。
 驚くことにちゃんとした部署から「コンプライアンスに違反してるかどうかは感覚で身につけてください」と言われる。その感覚が間違ってたらどうなんだろう?衛生管理者のときずいぶん思い違いをしてる自分がいた。最低限のことくらいは教育すべきではないのか?ある役員は「私たちは同じようにやってきた。それなのに法律が厳しくなってしまった。」と言った。そういう発言をする人が役員だということが信じられない。
 実際のところ、法律を守ることが全てなのだろうか。あまりにもがんじがらめにやると、本質を見失う可能性が出てくる。手順を守るためにチェックばかりが多くなってしまう。管理職は自信を持って指摘するだろう。で、肝心のモノ作りの指示は曖昧。あまり厳密にやりすぎるなと思う。いい加減というのがあるわな。世間様に迷惑をかけただけに注目されてるのかもな。