びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/05/25(日)「福岡②」

 朝起きたら雨は止んでいた。MBS氏に連れられて走りにいった。目指すは大濠公園。足を怪我してから久々の走りだった。若干の痛みは残っていておそるおそる走った。公園までは3kmあってなにげに遠かった。公園はとてもきれい。堀が美しく周りは緑に囲まれていた。面白かったのはジョギングコース。地面はラバーに覆われていて、距離が書いてあった。1周は2km。さて、穏やかな日曜日、訪れてる人はみんなほのぼのしてた。キョロキョロしながら1周。時間が経つのが遅かった。足は気にならなくなっていたが、ブランクのせいで身体がブヨってたのと、息が苦しいのと、暑かったのは問題。せっかく来たのだし、2周しといた。気持ちよかった。
 ホテルを引き払い、博多駅から特急かもめで鳥栖へ。MBS氏によれば駅蕎麦がおいしいとのことで、つきあって食べてみた。かしわが特徴的で全般的に甘かった。めっさうまいわけではないが、人によっては気に入るかも。普通電車で吉野ヶ里公園駅下車。
 福岡の観光スポットって事前に調べたけど、これといったものがなかった。したがって、吉野ヶ里遺跡という話になった。以前に「プロジェクトX」で取り上げられていたし、一度行ってもいいかなっと。考古学は好きな方である。ここは人によって評価が分かれるらしく・・・。
 丘全体が国立の公園。とてつもなく広い敷地に弥生時代の建物が再現されていた。竪穴式住居、高床式の倉庫、櫓・・・どれも似たような感じで途中から飽きた。想像で再現するには限界があるのかもしれない。相当歩いたし、夏みたいに暑かった。途中からはトレーニングしてる気分だった。一番奥に有名な墳墓があった。カメ管の中から王の印である有柄銅剣が見つかったのだが、その発掘現場がそのまま残されていた。リアルに近く圧巻。
 展示資料に関してはモノ足りなさが残った。ヘビーな説明は期待できない。視点を変えれば、公園としてはとてもいいところ。きちんと管理されてたし、係りの人におばちゃんが多くてみんな笑顔だったのが印象的。平成に入るまではただの丘だったのに、遺跡全体が公園として整備されて、全国から観光客が来るようになったのだから、これはこれでいいことなのかもしれない。
 吉野ヶ里公園駅から鳥栖、博多、福岡空港、そして羽田。天王洲アイル、新木場、千葉みなとで帰宅は21時すぎ。今回の旅は事前にバタバタしてたからアッというまだった。楽しかったが、課題も残った。旅行の前日は体調を整えておかないと。それと体力つけないとなあ。相変わらずMBS氏には全面的にお世話になった。そして次回もまた期待してる・・・というか、来週もよろしくお願いします。