びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/04/28(月)年休「旅行③」

 朝の時点で旅行日程が決まっていなかった。弘前駅で電話して宿をFIXした。3件目でのGETだった。
 弘前10時発の青森行き普通列車でスタート。始動が遅いのは接続の悪さによる。青森駅で特急スーパー白鳥に乗り蟹田下車。ここから津軽線に乗った。これが1日に5往復。ここの接続が悪かったわけである。帰りに寄ろうと思ったらもっとどうしようもなかったw。津軽線は予想通り山の中だった。乗客も少なくいずれ廃止になりそうな予感。終点三厩はすごく寂しい場所だった。ここから先には循環バスがあって例の青函トンネル記念館まで行けるが、夏に経験済みだったので足早に旅程を急いだ。駅に掲げていた太宰治の「津軽」の文章が泣けた。とにかく本州最果ての地ということである。
 蟹田に戻り、海峡線をスーパー白鳥木古内まで。時刻表上で同時間に接続しているバスに乗車。バスは初めての試み。バスが苦手なのでどうなるかと心配したが、実際は普通のバスと同じで停留所は多かった。ほとんど乗ってくる人がいないので無視しまくりw。海岸線沿いを進んだ。かつてここには松前線が敷設されていたはずだが、その痕跡を見つけることはできなかった。知内町、福島町と過ぎていった。とても美しい海岸。特に途中では、海岸線ぎりぎりに覆道が続き最後に隧道というスーパーコンボ。いやがおうにも期待は高まった。松前到着は16時。1時間半の旅。本州の桜が散り気味なのと、日程があまり気味だったので、松前を選んだのだった。
 旅館みうらに宿泊。そのまま着替えてジョギング。松前城を目指した。走らずに回っても良かったのだが、夕食までの時間が決められていたので。ジョギングで駆け抜けるとなんとなく観光客の目が冷たかった。ここは少し山の上で走ってる奴なんていない(汗)。松前城は桜の名所らしかったが、実際は、たくさんの種類の桜が埋まっていて、咲いてる種とそうでないのに分かれた。少し中途半端な印象。それから、小京都という言葉に魅かれたが、たいしたことなかった。少し寺があるくらいで京都を名乗るべきではないと思う。角館も小京都というし、小京都という言葉は宣伝に過ぎないのだろう。過剰な期待をしすぎたのだろうか。でも、思っても見ないところで名誉回復。旅館で夕食をいただいたが、これが魚介類たっぷりの豪華メニュー。思わず笑みがこぼれてしまった。宿泊料2食で8500円。安い!今まで旅館を避けてきた自分に怒りすら覚えた。ものすごいうまかった。人生で絶頂なのかもって思ったほど。