びーの独り言

どこいくの?どっか。

2011/07/17(日)「旅行3」

 0520起床、乗り鉄の朝は早い。東日本パス使用による新幹線乗り潰し。長野―高崎―新潟―東京―新青森―青森―大湊。
 0600始発のあさまで出発。自由席は結構並んでいた。まさか窓側が取れないとは。読みが甘かった。長野と高崎の間は3回以上乗ってるが、ゆっくりと景色を見たことはなかった。今回もまた中途半端になるとは。とほほ。
 高崎で乗り変えて新潟に向かった。以前わざわざ実費で乗った越後湯沢と新潟の間の印象が薄かったり(汗)。0658高崎発のときはおそらく東京の始発、入線したときから人が立っているのが見えた。景色どころじゃなくトイレの前に立つはめになった。トイレが開く度に臭かった。1時間以上我慢してやっと新潟。
 乗り換えアナウンスで快速べにばな米沢行きがあることを知った。1日4往復の米坂線にいけるのか?もしかすると東京に戻らなくても指定を取ったはやてに乗れるかもしれない。急いでみどりの窓口に飛んでいって時刻表をめくったら、タッチの差で追い付かないことがわかった。理論上無理なものは永遠に無理だ。指定を諦める手も考えられたが、珍しく宿を確保していたので無理だった。戻りのときでは余裕でいい席を確保できた。反対側の人、頼むからブラインド下ろすの止めて(><)。浦佐からは爆睡して記憶が(ry。
 旅行も真ん中に差しかかって東京に戻るとはバカすぎるw。新潟が涼しいとは思わなかったが、東京は暑かった。1128のはやては大宮で満員となり、盛岡までずっと混んでいた。今回の目的は八戸と新青森の間を乗ることだった。知ってたけど、ほとんどトンネルだった。土地の買収、線形、冬場の保守を考えると仕方ないのだろう。トンネルを抜けると青森市街が遠くに見えた。新青森に着いたとき、意外なことに何も感じなかった。飛行機と同じで旅情もへったくれもなかった。新青森駅のホームは狭くて人が渋滞してた。たいして満員でもないのにこれはないだろう。さらに隣の青森駅に行くために並んでいる人の列を見てうんざりした。スペースだらけなんだからケチるなよ。3.9km隣の青森駅に行くのに30分もかかるのはふざけてるだろ?
 新青森なんて止めて青森駅に乗り入れてスイッチバックすればよかったのではないか?「遅くなるから」とJR東日本は無視したみたいだけど、大曲はやってるじゃないか。函館でも新函館みたいな全然近くない駅を作るならスイッチバックすればいいじゃん。そして青森と函館で相互運転すればよかったんだよ。利用者の利便性を考えたインフラを100年の計で持って作るべき。変な物を作ったら東広島や安中榛名のようにずっと笑われるぞ。
 青森から快速しもきたに乗った。野辺地から大湊線へ。只見線飯山線と違って別に大湊線どうこうというのはなかった。でも、乗ってみたら新鮮だった。海沿いの草の中を走る姿は北海道のようでもあった。元々下北半島は98年の夏にやすをと一周したことがある。ここは本州とは違う雰囲気があるのを強烈に覚えていた。とにかく寂しい場所なのである。もう一度観光したいと思っていた。
 大湊駅に到着。駅前のフォルクローロで明日のレンタカーを手配した。宿泊は駅前旅館「畑中旅館」。私は松前以来旅館に興味がある。地のものが食べれて安いし、ワクワクしてインパクトに残る。泊まるのは私だけだった。おばあちゃんが一人で切り盛りしてそうだった。料理は期待以上だった。ほたての刺身、あさりのお吸い物、かれいの煮付けなど。瓶ビールを飲みながらテレビを見た。旅って感じがする。最高の贅沢だなあ。