びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/04/29(火)祝「旅行④」

 旅館みうらの朝飯も海の幸満載で最高だった。
 朝8時のバスで江差を目指した。すぐに松前駅跡地があることに気づいた。実は、昨日のバスから松前線の痕跡が見つけられなかったのと、バスの松前ターミナルが結構離れていたので、松前駅は近くにないと思い込んでいたのだった。もし、知っていれば十分に散策したのにorz。旅館みうらは若干城から離れていたが、その理由は昔は駅前にあったのかもしれない。さて、バスは私一人だった。海岸線の国道をひたすら進んだ。丘だらけだった。木は生えておらず草に覆われていた。集落があるたびにバスは国道をはずれた。でも、誰も乗ってこなかった。天気良く、丘の緑と陸に打ち寄せる波だけの世界だった。
 江差から江差線に乗り木古内を目指した。昔、JRが発足するときに松前線が廃止になったが、実は客の少ないのは江差線だった。客の多い木古内−函館間が江差線だったために、江差線は廃止を免れたのだった。江差線は客もほとんどおらず、山の中を進んでいった。木古内までほとんど誰も乗ってこなかった。いずれ廃止になるんだろうな。
 木古内からスーパー白鳥で函館まで。東横インに荷物を預け、隣の朝市でウニ、イクラカニ、ホタテの4色丼を食べた。脳みそが溶けそう!その足で市電に乗り、五稜郭へ。ここも桜の名所。五稜郭タワーに登り、五稜郭を一望。五角形を見ると感動!さらに過去の歴史を知るにつけ思いは深まった。次に自分の足で歩いた。桜がちょうど満開。全部種類が同じなのか全部が満開。今までのどの桜よりも最高だった。とにかく桜だらけ。城が五角形をしているので、遠近法で桜の重ね合わせがバリエーション豊富。さらに土塁の上からも見れるので上下方向からも楽しめた。私のつたない表現力では伝えきれない。口をあんぐりさせて言葉を失うくらいの迫力。おそらくここの桜ほどすごいのはないだろう。まさかここまですごいとは思わなかったので最後にいいものを見れて幸せだと思った。何周したことか!
 ホテルにチェックインしたのちに、函館山へ行った。以前から見たかったし、MBS氏が絶賛してたからなおさら。ロープーウェーに乗り、暗くなる前が良いというので到着は18時。徐々に暗くなる景色。明かりは逆に増えていく。席の奪い合いになった。中国人はじめ外国人も多かった。日没18時45分あたりで一番よい時間帯におっさんに「ずっと場所とりせんとゆずれや」と言われた。どいたらおばさんにとられて、返してもらえると思った一瞬の隙をフランス人にとられた。文句も言っても通じるわけもなく、楽しさ半減。ものすごくイヤな気分にさせられた。その後暗くなってからは入れ替わりが激しくなったので問題なかったが、あの素晴らしい夜景を思い出すたびにイヤなこともセットになるのかと思うと納得いかず。これは明日リベンジするしかないね。